レンタネコ:ザ・プリンスにスイートルーム「猫のへや」登場 映画と初コラボ

(C)2012 レンタネコ製作委員会
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 「かもめ食堂」や「めがね」などヒット映画を手がける荻上直子監督の最新映画「レンタネコ」とコラボレーションしたスイートルーム「猫のへや」が12日、ザ・プリンス パークタワー東京(東京都港区)に登場する。同ホテルで映画とコラボレーションした部屋を提供するのは初めてで、同映画の美術スタッフがプロデュースした部屋は本物の猫はいないものの、猫グッズがたっぷり。映画の世界観に浸りながら滞在できる。

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 映画「レンタネコ」は、「寂しい人に、猫、貸します」と呼びかけながら人と猫の出会いを手伝うサヨコ(市川実日子さん)が主人公。とはいえ、誰にでも猫がレンタルできるわけではなく、“猫を貸すことにふさわしい条件がそろっているか”の審査付きになっている。幼い頃から猫に好かれていたサヨコは、彼らの気持ちをくんで、心寂しい人たちと猫を引き合わせていく……という物語。同日より銀座テアトルシネマ(東京都中央区)ほかで全国公開される。

 同スイートルームは、ジュニアスイートルームをベースに、猫の写真をプリントしたリアルなクッションをはじめ、同映画の美術スタッフが手がけたオリジナル猫アイテムで装飾され、映画の実物の台本や小道具も展示。部屋では、おもしろ猫動画を集めたDVD「にゃんこと」が鑑賞できるほか、同映画のエンディングイラストを手がけているマンガ家・くるねこ大和さんのエッセーマンガ「くるねこ」シリーズが設置され、猫好きにうれしい癒やしルームを演出している。

 同ホテルでは期間中、同スイートルームのほか、1階の「ブーランジュリー トーキョー」でも、猫の肉球をイメージしたもっちり食感の「にくきゅうぱん」(200円)を販売。パンの中には香ばしいナッツとチョコレートクリームが詰まっている。同スイートルームは1日1室限定で1泊3万円(2人まで宿泊可能)。6月30日まで。(毎日新聞デジタル)

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