有村架純、三浦春馬さんの言葉を胸に「皆さんと一緒に考えていけたら」 広島「原爆の日」に「映画 太陽の子」公開

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  女優の有村架純さんが8月6日、東京都内で行われた「映画 太陽の子」(黒崎博監督)の初日舞台あいさつに、俳優の柳楽優弥さんとともに出席した。昨年7月に亡くなった俳優の三浦春馬さんも出演。有村さんは、「未来は不透明で、考えるのも疲労してしまう。そういう状況だとは思いますが、考えるのを諦めてしまうのは、私としては心苦しい。(三浦)春馬さんがよくおっしゃっていた『自分たちの仕事・役目は、想像力を届けることだ』ということを改めて(観客や世の中の)皆さんと一緒に考えていけたら一番うれしい」と話した。

  映画は、“日本の原爆開発”を背景に、時代に翻弄(ほんろう)されながらも全力で駆け抜けた若者たちの、等身大の姿を描いた青春グラフィティー。若き科学者・石村修を柳楽さん、修の弟で父親の意思を継ぎ軍人となった裕之を三浦さん、兄弟の幼なじみで、戦後の未来を見据えて力強く日々を生きている朝倉世津を有村さんが演じた。主題歌「彼方で」を、長崎出身で被爆2世の福山雅治さんが担当した。

  76回目の広島の「原爆の日」に初日を迎え、有村さんは「きょう、この映画が公開できることが、とても意義ある日になりました」と語った。

 

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