池田理代子:「ベルばら」作者が描く紫式部が御朱印に 玉依姫も 下鴨神社で授与

池田理代子さんが紫式部を描いた御朱印(C)池田理代子プロダクション
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池田理代子さんが紫式部を描いた御朱印(C)池田理代子プロダクション

 名作マンガ「ベルサイユのばら」などで知られる池田理代子さんが紫式部を描いた“マンガ御朱印”が、5月1日から下鴨神社(京都市左京区)の相生社(あいおいのやしろ)で授与されることが分かった。書道家のマーヤ・ワカスギさんが御朱印の書を担当した。池田さんが「日本神話」に登場する玉依姫(たまよりひめ)を描いた御朱印も同日から授与される。初穂料は1000円。

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 下鴨神社は、“文化を守り育てる神社”として日本文化を感じてもらうことを目的に池田さん、マーヤ・ワカスギさんにマンガ御朱印制作の協力を依頼したという。

 池田さんは、紫式部を描くにあたり、作品で描く紫式部と参拝者の縁をどうつなぐかを悩んだという。御朱印には、紫式部が物語を記す一筆目を入れる前、これから始まる物語の展開に思いをはせて悩む姿が描かれている。池田さんは「真っさらな巻物を前に落とす目線と筆を持つ手元はこれからの良縁成就の物語を願い思う参拝者の心情にも重ねました」と語っている。

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