機動戦士ガンダムSEED FREEDOM:新型バスター&デュエル登場の経緯 福田己津央監督「最初は出すつもりはなかったが…」

「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の一場面(c)創通・サンライズ
1 / 4
「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の一場面(c)創通・サンライズ

 人気アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの完全新作劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のスタッフトーク上映会第3弾が4月23日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催され、福田己津央監督、メカニカルアニメーションディレクターの重田智さん、CGアニメーションメインディレクターの佐藤光裕さん、制作担当の池谷浩臣さんが登場した。

ウナギノボリ

 池谷さんは「私は制作の中で一番古株で、20年前の現場で福田さんと一緒にテレビシリーズを作った人間ではあるので」と自己紹介。福田監督は「池谷さんが打ち合わせの時、バスター、デュエルの新型を出すと私を説得した」と明かした

 「バスター、デュエルの新型」とは、ディアッカ・エルスマンが乗るライトニングバスターガンダム、イザーク・ジュールが乗るデュエルブリッツガンダムのことで、福田監督は「最初は出すつもりはなかったんです。どうしてもという感じだったので。イザークとディアックのファンの方は、池谷さんを覚えてあげてください」と話し、池谷さんは「新作なので、古い機体の商品があると、皆さんに喜んでいただけるかな?と。僕もプラモが好きなんで」と語った。

 「SEED」シリーズの「機動戦士ガンダムSEED」は2002年10月~2003年9月に放送され、続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」が2004年10月~2005年10月に放送された。「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」は「SEED DESTINY」の続編で、福田己津央監督らテレビアニメのスタッフが再集結した。

 劇場版は、2006年に制作が発表されたものの、その後は長らく続報が途絶えていた。発表から約18年の時を経て、1月26日に公開され、興行収入が44億7000万円を突破するなどヒットしている。

写真を見る全 4 枚

アニメ 最新記事