俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第11回「まどう心」が、3月17日に放送された。同回では、まひろ(吉高さん)と道長(柄本佑さん)の廃邸でのラブシーンが再び描かれたが、二人のやりとりに視聴者の注目が集まった。
ウナギノボリ
「光る君へ」より昔! 最も古い時代の大河ドラマは? 1976年「風と雲と虹と」のあらすじ
第11回では、兼家(段田安則さん)の計画により花山天皇(本郷奏多さん)が退位。為時(岸谷五朗さん)は再び官職を失うこととなった。まひろは、左大臣家の娘・倫子(黒木華さん)に、父が復職できるよう口添えを頼むが、摂政となった兼家の決定を覆すことはできないと断られてしまう。
それでも諦めきれないまひろは、兼家に直訴。しかし、受け入れてもらえず、兼家はまひろを「虫けら」扱いする始末。一方、東三条殿では道隆(井浦新さん)の嫡男・伊周(三浦翔平さん)らも招いて宴(うたげ)が催され、栄華を極めようとしていた。
そんな中、まひろは道長に誘われ、“いつもの廃邸”へ。勢いよく道長の胸に飛び込み、唇を重ねるまひろだったが、「俺の心の中でお前が一番だ」という道長の「妻になってくれ」との言葉が、「妾(しょう)として、そばにいてくれ」という意味だと分かると、道長を拒絶する。
道長は道長で、「どうすればお前は納得するのだ。言ってみろ。遠くの国に行くのは嫌だ。偉くなって世を変えろ。北の方でなければ嫌だ。勝手なことばかり。勝手なことばかり言うな」と言い残し、まひろの前から去ってしまう。そして一人残されたまひろは涙を流し……と展開した。
SNSでは「逆ギレ道長。いやいや…嫁もいないのに愛人になれて言われる身になれよ~」「…道長くんついに逆ギレ…でもまひろからしたら無理だよな…」「逆ギレかよ道長。まひろも身分上、北の方にはなれないこと知らなかったのかな」「道長のまひろへの逆ギレに、妻が『女心がわからぬのかぁぁ!!』と逆ギレしてました」といった声が視聴者から上がっていた。
「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。
伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)。5月20日から第8週「女冥利に尽きる?」に入る。
ジェイソン・ステイサムさん主演で、太古に絶滅したはずの巨大ザメの脅威を描くパニックアクション映画「MEG ザ・モンスターズ2」(ベン・ウィートリー監督)が、5月18日午後8時から…
結成16年以上のベテラン漫才師たちが渾身(こんしん)のネタでしのぎを削るお笑い賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~2024」の最終決戦「グランプリファイナル」が5月…
今田美桜さん主演の連続ドラマ「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ系、土曜午後9時)第6話が5月18日に放送される。
テレビ東京の人気情報バラエティー番組「出没!アド街ック天国」(土曜午後9時)。5月18日の放送では、東京・清澄白河を特集する。