テレビ東京は3月11日、東京・六本木の同局で4月期の番組編成説明会を開催した。集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載中の松本直也さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「怪獣8号」について、番組を担当する同局の山田唯莉子さんは「世界的なアニメーションを目指して、制作しており、そのポテンシャルを十分に含んでいる作品だと思っております」と自信を見せた。
ウナギノボリ
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山田さんは同作のポイントとして「三つのリアル」を挙げた。「この世界に怪獣が存在したら、我々の生活を脅かすとしたら、この世界はどうなってしまうんだろう?と想像してしまうような世界観のリアルさを作中の建物、景色が醸し出しています。二つ目のリアルが怪獣との戦闘で、人々はどのように動くのか? 怪獣がどういう咆哮(ほうこう)をあげるのか? 防衛隊がどのように戦うのか? 制作陣のこだわりが感じられるような作品になっております」とコメント。
「三つ目のリアル」は主人公・日比野カフカにあるといい「主人公が32歳と一般的にはおじさんで、30歳以上の方が分かるな……と思うような親近感があります」と説明した。
「怪獣8号」は、2020年7月から「少年ジャンプ+」で連載中。怪獣が容赦なく日常を侵す怪獣大国・日本を舞台に、謎の生物に体を怪獣化された主人公・日比野カフカの活躍を描く。2021年に「次にくるマンガ大賞2021」のウェブマンガ部門の大賞に選ばれたことも話題になった。コミックスの累計発行部数は1200万部以上。
アニメは「攻殻機動隊」シリーズなどのProduction I.Gが制作し、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズなどのスタジオカラーが“怪獣デザイン&ワークス”を担当する。テレビ東京系ほかで4月13日から毎週土曜午後11時に放送される。
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