林家正蔵:3世代同居は“人生修行” 「母、家内、娘、みんな私のことを怒ります」 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した林家正蔵さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した林家正蔵さん=テレビ朝日提供

 落語家の林家正蔵さんが、2月28日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。3世代で同居しているという正蔵さんが、暮らしぶりを語った。

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 21歳の時に結婚し、今年で結婚40年を迎えた正蔵さん。子ども3人の育児は任せきりだったことに加え、母・海老名香葉子さんの面倒も見てくれている妻には「全く頭が上がらない」という。

 3世代同居は「人生修行の場」。「母がいて、家内がいて、そこにいる私というのはなんでしょうね。母、家内には頭が上がらないもので、その中でどうやって生きていくか。楽しいこともある。苦しいこともある、修行だな、ということです」と話す。

 土産を買う際も、よく考えることが重要だという。

 「お土産って喜ぶじゃないですか? (うちでは)怒られるんです。おいしい明太子をたくさん買っていったら、すごく怒られました。冷蔵庫見なさい、明太子いっぱいあるでしょう、無駄遣いして、と言われて……」

 香葉子さんは90歳になった。食欲旺盛で、元気で、正蔵さんは「私、肉が嫌いだって言うのに、(家では)肉ばっかりが出ます。またこれを言うと怒られるんですけど。(香葉子さんは)『食欲がないから今日ハンバーグにして』って言うんです。おかしいでしょ?」と小ネタをひとつ。

 さらに「うちはどうしてなんでしょう、女性が強いもので。母、家内、娘、みんな私のことを怒ります。『怒ってる?』っていうと、『教育』とか『指導』と言われます。そんなうちに生まれ育っているんです」と自虐的に。徹子さんが思わず「かわいそう」と話すと、正蔵さんは大笑いしていた。

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