集英社のマンガ誌「週刊少年ジャンプ」編集部、「ジャンプSQ.(スクエア)」編集部が募集するマンガ賞「第107回手塚賞」「第100回赤塚賞」の詳細が発表された。赤塚賞は第100回を記念し、「僕とロボコ」の作者・宮崎周平さんが新たに審査員として参加することが分かった。赤塚賞の審査会でトップ評価を受けた作品は、賞金が贈られるほか、グッズ化、アニメ化、「週刊少年ジャンプ」「ジャンプSQ.」の裏表紙をジャックするという三大企画が実施されることも発表された。
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「手塚賞」は、“マンガの神様”手塚治虫の業績をたたえ、才能ある新人の発掘を目的に「週刊少年ジャンプ」が1971年に設立した新人賞。当初はストーリーマンガとギャグマンガを同時に募集していたが、1974年後期には故・赤塚不二夫さんを審査委員長に迎え、「ギャグ漫画部門」を独立させて「赤塚賞」を新設した。受賞者の中から多くのプロのマンガ家が誕生し、活躍している。募集は両賞とも年2回実施。
「第107回手塚賞」「第100回赤塚賞」は、2023年10月から募集中。「第107回手塚賞」は「呪術廻戦」の芥見下々(あくたみ・げげ)さん、「ONE PIECE」の尾田栄一郎さん、「青の祓魔師(エクソシスト)」の加藤和恵さん、「僕のヒーローアカデミア」の堀越耕平さん、「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の和月伸宏さん、手塚プロダクション、「週刊少年ジャンプ」編集長、「ジャンプSQ.」編集長が審査員を務める。
「第100回赤塚賞」は、宮崎さんのほか、「斉木楠雄のΨ難」の麻生周一さん、「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」のうすた京介さん、「いぬまるだしっ」の大石浩二さん、「みどりのマキバオー」のつの丸さん、「ギャグマンガ日和」の増田こうすけさん、「週刊少年ジャンプ」編集長、「ジャンプSQ.」編集長が審査員を務める。
ともに応募締め切りは3月31日。6月発売の「週刊少年ジャンプ」「ジャンプSQ.」で結果が発表される。
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