士郎正宗さんのマンガ「攻殻機動隊」が原作のテレビアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)」で描かれた“笑い男事件”の発生日とされる2024年2月1日、“笑い男事件”が同時多発的に発生する企画がスタートした。“笑い男”によるハッキングをイメージした企画で、特設ポータルサイトも期間限定が開設された。
ウナギノボリ
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SNSのアイコンなどに活用できるロゴを配布し、総集編「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man」がYouTubeで2月3日まで公開される。“笑い男”がテレビ生中継現場に姿を現した2月3日にはヒューマントラストシネマ渋谷(東京都渋谷区)で上映会と神山健治監督らによるトークショーが開催される。
“笑い男事件”とは、セラノ・ゲノミクス社の社長アーネスト・瀬良野の誘拐に端を発するマイクロマシン製造メーカー、医療機器メーカーなどが脅迫を受けた企業テロ事件。脅迫された企業の数は戦後最大と言われている。事件の犯人と目的も、電脳化や義体化に敵対する過激派説、企業陰謀説、単なる金目当ての恐喝説、国籍、性別、年齢はおろか、単独犯なのか複数犯なのかすら特定できなかった。分かっていることは“笑い男”が特A級のハッカーであることだけ。
「攻殻機動隊」は、1989年の原作コミックを起源として、多数の映像化が展開されている人気作品。押井守監督が手がけた劇場版アニメ「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」「イノセンス」のほか、「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズ、「攻殻機動隊 ARISE」シリーズなどが制作されてきた。
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