人気アニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)の第43作となる劇場版最新作「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)」(今井一暁監督、2024年3月1日公開)で、シンガー・ソングライターのVaundyさんが主題歌「タイムパラドックス」を担当することが分かった。Vaundyさんが劇場版アニメの主題歌を書き下ろすのは初めて。Vaundyさんは、声優としても同作に出演し、アフレコに初挑戦した。路上ライブをしているバンドのボーカルを演じる。
ウナギノボリ
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Vaundyさんは「毎年映画館へ見に行っていた作品に自分が参加できるなんて。目標の一つがかなって子供の頃の僕が報われました。『タイムパラドックス』は、今これを映画館で見る子供たちにとって、20年後も思い出深い曲になっているといいなと思って書いた曲です。最小限の音数で硬度のあるポップスを作ることを意識しながら曲を考えるのが大変でしたが、シンプルで子供の耳にも聞きなじみがよく、大人になっても深掘りできる音楽構成になったと思っています。時代を越えて長く楽しんでもらえる楽曲になったらうれしいです」とコメントを寄せている。
今井監督は主題歌について「初めて本編を通して見て、最後にこの曲が流れた時、きっとこうなることは初めから決まっていたんだと思えるほどに、曲が素直に心に入ってきた。『ドラえもん』に乗って世界中の子供たちに届いてほしい。これはほんのちょっぴり、でも確かに未来を幸せにする音楽のバトン!」と話している。
主題歌が流れる予告映像もYouTubeで公開された。予告は、音楽の授業がなくなることを望むのび太の元に謎の招待状が届いたことをきっかけに、ドラえもんたちが音楽がエネルギーになる惑星で作られた“音楽(ファーレ)の殿堂”を訪れる姿が描かれている。宇宙に浮かぶ音楽の殿堂を飛び出し、楽しく演奏しているドラえもんたちが描かれたポスタービジュアルも公開された。
最新作のテーマは「音楽」で、ドラえもんたちが仲間と出会い、音楽を通じて心を通わせ、壮大な冒険を繰り広げる。「映画ドラえもん」シリーズ最高興行収入となる約53億7000万円を記録した「映画ドラえもん のび太の宝島」(2018年)の監督を務め、「映画ドラえもん のび太の新恐竜」(2020年)の演出を担当した今井さんが監督を務め、テレビアニメ「ドラえもん」の脚本を多く手がける内海照子さんが脚本を担当する。俳優の芳根京子さんがゲスト声優として出演する。
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