時をかけるな、恋人たち：「樹木希林とかおのののかとかいるから」　“廻”吉岡里帆と“翔”永山瑛太のかけ合いが話題に

　俳優の吉岡里帆さんが主演の連続ドラマ「時をかけるな、恋人たち」（カンテレ・フジテレビ系、火曜午後11時）の第2話が10月17日、放送された。同話では、吉岡さん演じる常盤廻が未来から来たタイムパトロール隊員・井浦翔（永山瑛太さん）と、かつての2人の関係や翔の婚約者について話す姿が描かれ、2人のかけ合いが「面白すぎる」と話題を集めた。

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　劇団「ヨーロッパ企画」の上田誠さんの脚本によるオリジナルSFドラマ。広告代理店のアートディレクターが、未来人のタイムパトロール隊員と一緒に違法なタイムトラベラーを取り締まりながら時空を超えた本気の恋をする姿を描く。

　第2話では、次の違法トラベラーが見つかる。工事現場で働く少年の古市ヒロキ（南出凌嘉さん）は23世紀から家出してきたようで、タイムパトロール少年課のリリリー（夏子さん）によると、ヒロキの両親はAIに相性が悪いと判定されながらも結婚し、家庭環境が悪化してヒロキにも影響を及ぼしたという。

　廻と翔が張り込みをした結果、ヒロキは西キョウカ（鳴海唯さん）という女性と一緒にいることが判明する。リリリーによるとヒロキは23世紀で深い仲になった担任の女性教師と姿を消したといい、身柄を確保されたヒロキは駆け落ちによる違法トラベルをあっさり認める。そうした中、廻はリリリーが翔の婚約者であることを知る。廻は、AIの判定で2人の相性が抜群だと得意げに話すリリリーになぜかムッとして……と展開した。

　同話では、翔がかつてタイムパトロール中に大学生の廻と恋に落ちたこと、それが規律に反する行為だったため廻の記憶を消したことを打ち明けて感極まっている一方、廻は身に覚えがないため「そんなにカジュアルに記憶消さないで」と突っ込む姿が描かれた。また、リリリーの存在にいら立つ廻が、翔に「だいたい、リリリーって名前何？　同じ文字が三つ続くってある！？」とぶつけるも「樹木希林とかおのののかとかいるから」と淡々と返され、「詳しいなあ、この時代に！」と突っ込む姿も描かれ、2人のかけ合いにSNSでは「かけ合い面白すぎる」「瑛太のクセ強未来人にガンガン突っ込んでいく吉岡里帆ちゃんが面白すぎる」「会話のテンポ感最高」などと絶賛する声があがっていた。