俳優の安達祐実さんが、7月2日放送のドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS・TBS系)に出演。子役で一世を風靡(ふうび)した安達さんが、葛藤を続けた10代後半の日々を赤裸々に語った。
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2歳で芸能界入りし、今年でデビュー40周年を迎える安達さん。1994、95年に放送された名作ドラマ「家なき子」(日本テレビ系)シリーズでブレークし“天才子役”と称された。
安達さんは「10代後半は難しかったですね」と吐露。「自分の中の心の成長と、イメージがすごくかけ離れちゃってつらかった」と振り返った。
成長するに従い仕事が減っていく中で「それをなかなか未熟な心では受け入れられない。仕事をしていない自分に何の価値があるのかを全然見いだせていなかったから、仕事がなくなったら死を宣告されたようなもの。命に関わっちゃう。そういう思い詰め方をしていた」と明かした。
続けて「10代後半って心が女になっていく、女性として目覚めていく時期だった」と指摘。「でも女であっちゃいけないじゃないですか、子役だというイメージがあるから。女の部分をみんな見たくないと思うわけですよね」と話した。
さらに「自分は体も含めて女性っぽくなっていくし、好きな人もできるし、もっと言えば性的にも目覚めていくわけじゃないですか。良くないことをしているとか、良くない自分になっていっている罪の意識みたいなものがあった」と打ち明けた。
一方で「(それが)自然なことだっていうのは頭ではわかっているから、イメージには反発する気持ちもあるし、そういうすごい葛藤の中にいた感じがします」と語った。
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