天海祐希さん主演の連続ドラマ「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)第10話が6月19日、放送された。同話では、天海さん演じる上水流涼子が相棒の貴山伸彦(松下洸平さん)に対する思いを語るシーンが描かれ、視聴者から「最高の相棒じゃん」「バディー愛に涙」と感動の声があがった。
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ミステリー作家、柚月(ゆづき)裕子さんの小説「合理的にあり得ない 上水流涼子(かみづる・りょうこ)の解明」(講談社)が原作。元弁護士の探偵・涼子(天海さん)がIQ140を超える貴山とタッグを組み、“あり得ない手段”で事件に挑む姿を描く。
第10話では、謎の動画が涼子のスマートフォンに送られてくる。映っていたのは、うつろな表情をした涼子だった。「これから言う数字を聞いたあなたは、自分でも抑えきれないほどの怒りの感情が湧き上がってきます。その数字は『3776』『3776』」という映像を見た涼子は、椎名(野間口徹さん)を殴った日の記憶がよみがえり、真実にたどり着くためにある人物を訪ねる。
一方、貴山は再び現れたかつての仲間・氷川(阿部亮平さん)を拒絶。おとなしく引き下がらない氷川は「ゲームを始めた」と不敵な表情を浮かべて「俺の仕事を手伝え」と脅しをかけ、貴山は涼子のもとを去る。そんな中、改めて動画を見ていた涼子は、映像から手がかりを得てかつての後輩弁護士に行き着く。その後、実は涼子は、氷川のもとで闇バイトをしていたころの貴山によって催眠をかけられており、椎名を殴ったのは催眠のためだったことが判明。涼子は氷川の仕掛けによって、自身に催眠をかけたのが貴山だったことを知ってしまい……と展開した。
同話では、改めて氷川を手伝うことを断った貴山が絶体絶命のピンチを迎えるが、その瞬間、涼子が助けに駆けつける姿が描かれた。貴山のことを、相棒のふりをしてだましていた最低の男だとののしる氷川に、涼子が「貴山はそんな人間じゃない。私が誰より知ってる」「信頼は過ごした長さじゃない。過ごした深さで築かれるもんなの。あり得ないから。そんなことで私たちの仲がどうにかなるなんて絶対的にあり得ない」と叫ぶ姿に、SNSでは「泣くわ~涼子さん!」「涼子さんかっけえええ!」「最高の相棒じゃん」「バディ愛に涙」と感動の声が並んでいた。
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