俳優の桐谷健太さんが連続ドラマで単独初主演を務める「インフォーマ」(関西ローカル、木曜深夜0時25分)が、カンテレの深夜ドラマ枠「EDGE(エッジ)」で1月19日、スタートする。桐谷さんは、社会、政治、芸能などあらゆるジャンルに精通する情報屋の木原慶次郎を演じる。
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木原とタッグを組む週刊誌記者、三島寛治役でダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の佐野玲於さんが出演する。
原作は、元山口組二次団体の最高幹部だった作家、沖田臥竜さんの同名小説。情報屋の木原と、ゴシップを扱う週刊誌記者・三島寛治(佐野さん)が警察、ヤクザ、裏社会の住民たちを巻き込み、謎の連続殺人事件を追う物語。木原の前に立ちはだかる謎の男役で森田剛さんが出演。森田さんは、所属事務所を移籍して初のドラマ出演となる。また森田さんと桐谷さんはドラマ「ランチの女王」(フジテレビ、2002年)以来、約20年ぶりの共演。
第1話は、週刊誌「タイムズ」の“四流”記者の三島寛治は、有名人のスキャンダルばかりを追いかける日々にむなしさや違和感を覚えていた。そんなある日、三島は編集長の長澤あすか(MEGUMIさん)の指示で、尼崎まである人物を迎えに行く。長澤は、「普通に生きていたら見られない世界を見たい」という、三島のかつての願いをかなえるチャンスだと送り出すが、待っていたのは、どうみてもカタギではない男、木原慶次郎(桐谷さん)だった。元2代目西宮会の若頭補佐で、現在は裏社会、政治、芸能、あらゆる分野に精通し、情報屋の中でも都市伝説的な存在“インフォーマ”として、その名を知られる人物だった。
同じころ、東京都内のホテルでは、謎の男(森田さん)が、秘書らしき人物と商談をしていた。多額の報酬を提示された男は、「3日で終わらせる」と成功を約束する。
一方、木原は三島を“ポンコツ”と呼び、自らの運転手に指名。東京へ来るのは5年ぶりといい、新宿・歌舞伎町のキャバクラへ足を運ぶと、顔見知りのホステスのナナ(北香那さん)が木原を出迎えた。ナナは、三島に「2代目ポンコツ君、死んじゃだめだよ」と何やら意味深な言葉を投げかける。その理由を三島が尋ねようとした瞬間、スマホが鳴り、木原の表情が一変。それは、第1の殺人事件の知らせだった……。
監督は、映画「新聞記者」(2019年)で「第43回日本アカデミー賞」最優秀作品賞を受賞した藤井道人さん。「Netflix」では13日から第1話が全世界配信されている。
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