高橋留美子さんの人気マンガ「うる星やつら」の完全新作となるテレビアニメで主人公の諸星あたるを演じる神谷浩史さん、面堂終太郎役の宮野真守さんが、10月28日発売の女性ファッション誌「Oggi」(小学館)12月号に登場する。神谷さんと宮野さんが笑い合う“「うる星やつら」なツーショット”が公開された。
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神谷さん、宮野さんは、同誌の人気声優を撮り下ろす連載「耳恋~推しの声が聞きたくて~」に登場。インタビューでは、新作テレビアニメ「うる星やつら」であたる、面堂をそれぞれ演じる上で葛藤があったことを明かす。
「うる星やつら」はテレビアニメが1981年10月~1986年3月にも放送されており、約36年ぶりにテレビアニメ化されたことも話題になっている。前作では古川登志夫さんがあたるを演じており、神谷さんは「古川登志夫さんが演じる、軽薄でインチキな諸星あたるが大好きで、その声が頭から離れない。どうやって演じたらあたるに聞こえて、かつ今の『うる星やつら』の絵に合うんだろうって、すごく考えたね」と語っている。
宮野さんは、前作で神谷明さんが演じた面堂について「かつて神谷明さんが演じられた面堂終太郎が絶対的な存在として自分の中にいるんですよ。その演技に追いつこうと思っても追いつけない。それなら自分なりの面堂を目指そうと思ったのはいいけど、神谷さんの面堂とどう向き合えばいいのか分からなくなってしまって」と葛藤を語り、その結果、出てきた一つのの答えが「過去へのリスペクトをエッセンスとして取り入れて自分なりに演じる」ことだったという。
お互いが演じるキャラクターについて、宮野さんは「(神谷浩史さんが演じるあたるは)スケベでバカでかい性なしなんだけど、どこか知的でドキッとさせられる。ラムとのロマンスも、ギャグシーンもドキドキさせてもらえる」と話し、かたや神谷さんは「マモちゃん(宮野さん)の面堂からは隠しきれない“マモ臭”がするのよ(笑い)。面堂は見た目がよくてお金持ちだけれど、根本的な性質はあたると大きく変わらない。そんな二人の差を“マモ臭”が確かなものにしてくれているように感じてる」と分析している。
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