歌手で俳優の福山雅治さんが8月31日、東京都内で行われた、主演を務める「ガリレオ」シリーズの劇場版最新作「沈黙のパレード」(西谷弘監督、9月16日公開)のジャパンプレミアイベントに共演の柴咲コウさんらと登場。映画は2013年公開の「真夏の方程式」(同)以来、9年ぶりのシリーズ最新作で、福山さん演じる主人公の湯川学と、2007年の連続ドラマや2008年公開の「容疑者xの献身」(同)に登場した柴咲さん演じる刑事・内海薫のタッグが復活。内海刑事とのひさびさの掛け合いについて、福山さんは「うれしかったですね、ひさしぶりに会えて。本当にひさしぶりだったので」と喜びを明かした。
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さらに、福山さんは内海刑事について「やっぱり湯川を作っている存在ですので。内海との掛け合いの中で『あ、湯川さんってこういう人なんだな』と(わかる)。それは(北村一輝さん演じる)草薙もそうなんですが、そういった3人のコミュニケーションで作られている湯川像なので、うれしかったですね」としみじみとコメント。柴咲さんは、湯川とのひさびさの掛け合いについて「掛け合いがあるシーンからスタートして。そのとき、もう福山さんは(9月放送の新作)ドラマをお撮りになられていたので、すっかり湯川先生だったんです。そこにひさしぶりの内海薫をまとった私……やっぱり緊張しました」と当時の心境を語った。
イベントでは、福山さんらはイエローカーペットを歩いてステージに登壇。福山さんは冒頭に「帰ってまいりました、湯川学役、福山雅治です」とあいさつして観客の拍手を浴びてにっこり。久しぶりに湯川を演じた気持ちについて聞かれると、「撮影現場で湯川に戻るというよりは、衣装合わせのときにオールスタッフがそろうので、その中で衣装を着て、ヘアーを作って、メガネを装着し、スタッフのみなさんの前に出ていったときに『湯川さん、帰ってきたんだな』と思われたら、最初のミッションはクリアできると思っていた。その衣装合わせのときがすごく緊張しましたね」と振り返っていた。
「沈黙のパレード」は、「ガリレオ」シリーズの約9年ぶりの最新作。とある町で、行方不明になっていた女子高生が数年後に遺体となって発見されるが、容疑者の男は証拠不十分で釈放され、女子高生の住んでいた町に戻って来る。町全体を覆う憎悪の空気の中で、夏祭りのパレード当日、さらなる事件が起こり……というストーリー。
ジャパンプレミアイベントには北村一輝さん、飯尾和樹さん、戸田菜穂さん、田口浩正さん、川床明日香さん、出口夏希さん、岡山天音さん、檀れいさん、椎名桔平さん、西谷監督も出席した。
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