高橋留美子さんの人気マンガ「うる星やつら」の完全新作となるテレビアニメに声優として宮野真守さん、内田真礼さんが出演することが4月7日、分かった。宮野さんは面堂終太郎、内田さんは三宅しのぶをそれぞれ演じる。宮野さんと面堂、内田さんとしのぶが並ぶビジュアルも公開された。宮野さんは、「うる星やつら」について「子供の頃、夏休みなどの時期に見ていた記憶があります。伝説の作品であり、アニメ史に燦然(さんぜん)と輝く作品だと思っています。まさか携わることになるとは思っていなかったです」と話している。
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「子供の頃から見ていた作品ということもあり、僕の中では神谷明さん演じる面堂が刷り込まれています。今回、面堂を演じることになり、改めて作品を見たのですが、面堂は知性とおバカと上品と下品を兼ね備えた絶妙なキャラクターなんです(笑い)。その魅力を十分に感じながら演じさせていただいています。神谷明さんの面堂をリスペクトしつつ、僕なりの面堂にたどり着かなければならないなと思っています」と意気込んでいる。
「うる星やつら」は、「めぞん一刻」や「らんま1/2」「犬夜叉」などでも知られる高橋さんの代表作の一つ。高橋さんは、1978年に「勝手なやつら」でデビューし、「うる星やつら」は1978~87年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載された。女好きのダメ高校生・諸星あたると、地球に来た鬼族の娘・ラムの日常が描かれた。テレビアニメがフジテレビ系で1981年10月~1986年3月に放送された。
新作は、同作を刊行する小学館の創業100周年を記念して、約36年ぶりにテレビアニメ化されることになった。「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」などの高橋秀弥さん、木村泰大さんが監督を務め、david productionが制作する。神谷浩史さんが諸星あたる、上坂すみれさんがラムをそれぞれ演じる。原作のエピソードを選び抜き、全4クールでテレビアニメ化する。フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」ほかで放送され、第1期が2022年に放送予定。
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