シュナの旅:宮崎駿監督の名作が累計90万部突破 39年間で94刷

宮崎駿監督の「シュナの旅」
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宮崎駿監督の「シュナの旅」

 宮崎駿監督の書籍「シュナの旅」(徳間書店)の累計発行部数が90万部を突破したことが分かった。同作の英語版が11月に発売されることを受けて重版が決定し、90万部を突破した。1983年の発売から重版を重ね、94刷となった。

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 「シュナの旅」は、宮崎監督がチベットの民話を基にオールカラーの水彩画で描き下ろした絵物語。王子シュナの冒険、少女テアとの出会いが描かれている。

 今年8月にスタジオジブリの公式ツイッターでは、同作について「宮崎さんはこの絵物語を描くのにものすごく時間をかけ、発売告知をアニメージュ誌上で2回延ばしました。原画を見ると分かりますが、とても丁寧に水彩で描かれています。特に、表紙に使った少女・テアの顔は何回も描き直し、顔色、表情、納得できるものができるまで、切り貼りまでしていたそうです」とエピソードが投稿された。

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