泣きたい私は猫をかぶる:ヨルシカ新曲「嘘月」がEDに 「全員を泣かせたい」 ムゲと日之出が手をつなぐ本編映像も

「泣きたい私は猫をかぶる」の一場面(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
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「泣きたい私は猫をかぶる」の一場面(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

 劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」などで知られるスタジオコロリドが手がけるアニメ「泣きたい私は猫をかぶる」(泣き猫)のエンディングテーマとして、人気バンド「ヨルシカ」の新曲「嘘月」が流れることが6月12日、分かった。「嘘月」が流れる本編映像も公開された。同バンドは、アニメの主題歌「花に亡霊」、挿入歌「夜行」も担当する。

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 本編映像では、主人公ムゲのクラスメート日之出が「あいつ、俺の前ではいつも頑張って笑ってたんだ」とムゲに思いをはせるシーンや、日之出とムゲが手をつなぐ場面などが描かれている。

 「ヨルシカ」のボーカルのsuis(スイ)さんは「アニメーション映画が大好きなので、アニメーション映画のエンドロールでヨルシカが聴けるなんてうれしすぎる!と、とても心躍りました。同時に『映画を見た方全員を泣かせたい』という野望が湧き、いい歌を歌おうと意気込んだ」とコメント。

 ギターとコンポーザーを担当するn-buna(ナブナ)さんは「ヨルシカ自体がコンセプトありきの作品を作るバンドなので、どこまでこちらの世界観で作ってしまっていいのかという心配をしていましたが杞憂(きゆう)でした。ファーストコンタクトで監督から自由にやってくださいと言われた時は心強かったです」と振り返った。楽曲「嘘月」のテーマは「嘘つき」で「歌詞の節々に尾崎放哉の句をちりばめています」と語った。

 「泣きたい私は猫をかぶる」は、愛知県常滑市が舞台で、ムゲ(無限大謎人間)と呼ばれる中学2年生の笹木美代が、猫に変身できる不思議なお面で猫になり、クラスメートの日之出賢人に会いに行く……というストーリー。「おジャ魔女どれみ」などの佐藤順一さん、「千と千尋の神隠し」などに参加してきた柴山智隆さんが監督を務め、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などの岡田麿里さんが脚本を手がける。声優として志田未来さん、花江夏樹さんらが出演する。

 動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」で6月18日から全世界独占配信される。

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