真島ヒロさんの人気マンガが原作のテレビアニメ「FAIRY TAIL(フェアリーテイル)」(テレビ東京系)が、9月29日放送の第328話で最終回を迎える。ルーシィ役の平野綾さんに作品への思いを聞いた。
ウナギノボリ
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――「FAIRY TAIL」シリーズ全328話のアフレコを終えて感じていることは?
来週も同じ時間に同じスタジオに行けばみんなに会えるような気がして……。そう考えると少し寂しいのですが、でも「100年クエスト」をはじめとするスピンオフ作品もまだまだ続いていきますし、この先もいろいろな収録でルーシィを演じる機会はたくさんありそうなので、また「FAIRY TAIL」のみんなで一緒にアフレコできる日が来ることを心から願っています!
――ファイナルシリーズのアフレコを振り返って、ご自身の演じたキャラクターの好きなところ、演じていて楽しかったところなど印象的なエピソードを教えてください。
最終話はルーシィのモノローグで話が進んでいくのですが、何だか第1話に戻った感覚になりました。始まった当初、ルーシィは一番視聴者の皆様と近い立ち位置で代弁するような役割といわれていて、彼女から見た妖精の尻尾(フェアリーテイル)や仲間たちを紹介していくことが多かったんです。最終話でその設定を改めて思い出し、ナツとハッピーと出会った回想シーンも相まって、ラストシーンのアフレコでは本当に泣いてしまい、スタジオでみんなにバレないようにするのが大変でした。ルーシィとは本当にいろいろなものがリンクしていると思います。
――自身が演じたキャラクターにメッセージをお願いします。
一緒に笑い、一緒に泣き、一緒に悩んで、全力で駆け抜けたこの10年を忘れない!! ありがとう!! これからも夢に向かって突っ走って!!
――ファンにメッセージをお願いします。
きっと彼らはこの先もずっと冒険を続け、仲間と助け合い、共に生きていくことでしょう。皆様にとってこの作品やキャラクターが、いつも寄り添ってくれる大切な仲間でありますように。アニメ開始から10年間、応援ありがとうございました! またどこかで!
「FAIRY TAIL」は、マンガ誌「週刊少年マガジン」(講談社)で2006~17年に連載。滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)で火を操る主人公のナツ・ドラグニルやヒロインのルーシィ・ハートフィリアら魔導士ギルドのフェアリーテイルのメンバーが、さまざまな依頼事を解決しながら成長する姿が描かれた。テレビアニメ第1シリーズが2009~13年、第2シリーズが2014~16年に放送された。ファイナルシーズンはテレビ東京系で毎週日曜午前7時に放送。
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