俳優の堺雅人さんが、世界的人気キャラクター「くまのプーさん」を初めて実写化した映画「プーと大人になった僕」(マーク・フォスター監督、9月14日公開)で、実写映画の吹き替えに初挑戦することが7日、分かった。堺さんはユアン・マクレガーさんが演じる主人公、クリストファー・ロビンの吹き替え声優を務める。
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堺さんは「アニメーションの声優は何度か経験があるのですが、実写だと、英語のお芝居に合わせるので、思ったまま演じると平板になってしまうと(吹き替え版の演出家の)監督から指摘を受けました。そこがなかなか難しかったですね」と収録を振り返り、映画について「いろんなことを考えさせられます。『今日が一番大事』とか『今日が一番好き』とか、お坊さんのありがたい話を聞いてるみたい。プーさんはあなどれません。演じていて、考えさせられるセリフが、いくつもありました」とコメントを寄せている。
また、声優のかぬか光明さんがプーさん、玄田哲章さんがティガー、石塚勇さんがイーヨー、小形満さんがピグレットの日本語吹き替えを担当することも発表された。
「くまのプーさん」は、1966年公開の短編アニメ「プーさんとはちみつ」以来、短編や長編映画やオリジナルビデオ、テレビシリーズなど多数のアニメ作品が制作されてきた人気作。初の実写化作品「プーと大人になった僕」は、かつてプーさんの大親友だった主人公のロビンが、大人になってプーさんと奇跡の再会を果たすが……というストーリー。
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