直木賞作家・葉室麟さんの時代小説を人気グループ「V6」の岡田准一さん主演で実写化する映画「散り椿」(木村大作監督、9月28日公開)の予告映像が25日、同映画の公式サイトで公開された。予告映像で岡田さんは、見事な殺陣を披露しており、西島秀俊さんと刀を交える緊張感のあるシーンも収められている。また、同映画のビジュアル第2弾も発表された。岡田さんを中心に、西島さん、黒木華さん、麻生久美子さん、池松壮亮さんの姿が写し出されており、「ただ、愛のために――」というキャッチコピーが添えられている。
ウナギノボリ
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映画の舞台は、享保15(1730)年。剣豪である瓜生新兵衛(岡田さん)は藩の不正を訴え出たために、時の権力に負け藩を追放される。追放後、妻の篠(麻生さん)が病に倒れ、死を迎えようとしたとき、「藩に戻りて、榊原采女(うねめ、西島さん)様を助けてほしい」と最期の願いを託す。采女は新兵衛にとってかつての友で、良きライバルであり、篠を巡る恋敵でもあったが、新兵衛の藩追放に関わる大きな因縁を持つ相手だった。新兵衛は妻の最期の願いをかなえるため、やがて采女と対峙(たいじ)する……というストーリー。
予告映像は約1分30秒。新兵衛と侍たちとの激しい殺陣や、采女と刀を交えるシーンが収められているほか、新兵衛が妻の篠と寄り添う姿や、黒木さん演じる篠の妹・坂下里美が涙する姿などが映し出される。
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