お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」の有田哲平さんが、女優の永野芽郁さんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」に出演することが分かった。有田さんは初の朝ドラで、ヒロイン・鈴愛(永野さん)の“モノづくり”に影響を与える人々の一人となる津曲雅彦(つまがり・まさひこ)を演じる。脚本の北川悦吏子さんは「イケメンの決定打が有田さん!」と期待を寄せている。
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有田さん演じる津曲は岐阜・梟(ふくろう)町のつくし食堂に、突然現れたうさんくさい男。かつては大手広告代理店に勤めていたが、独立し、“ヒットエンドラン”という会社を立ち上げる。商品プランニング、マーケティング、コンサルティングと、さまざまな事業を展開しているというが、具体的に何をしているかは不明で、後に鈴愛の人生に大きな影響を与える……という役どころだ。
有田さんは「昨年、連続ドラマで主演をやらせていただきまして、これは大変な仕事だなと実感したので、しばらく俳優業はお休みしようと思っていたんですが……。“朝ドラ”、しかも、“北川悦吏子さんにあて書きしていただいている”と聞いて、喜んで!というか、僕でいいんですか?という気持ちでオファーを受けました」と明かし、「熊本から出てきたお笑い芸人である僕が『半分、青い。』の世界にどんな化学反応を起こすか、楽しみにしていてください!」と視聴者にメッセージを送っている。
また、つくし食堂で見習いとして働く青年・健人(けんと)役で小関裕太さんも朝ドラ初出演。津曲(有田さん)の妹で主婦の加藤恵子役で小西真奈美さん、ブッチャー(矢本悠馬さん)の姉・西園寺麗子(さいおんじ・れいこ)役で山田真歩さんの出演も発表された。
「半分、青い。」は、大ヒットドラマ「ロングバケーション」(フジテレビ系、1996年)などで知られ、“恋愛ドラマの神様”の異名も持つ北川悦吏子さんのオリジナル作品。1971年に岐阜県で生まれ、病気で左耳を失聴したヒロイン・鈴愛(すずめ、永野さん)が、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜ける物語。
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