第72回トニー賞：番組オープニングで井上芳雄、生田絵梨花、坂本昌行がパフォーマンス

　WOWOWで6月11日に生中継される「生中継！第72回トニー賞授賞式」の番組オープニングで、案内役を務める俳優の井上芳雄さん、アイドルグループ「乃木坂46」の生田絵梨花さん、ゲストで人気グループ「V6」の坂本昌行さんの3人が、ミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」のパフォーマンスを行うことが28日、分かった。映画の楽曲「ザ・グレイテスト・ショー」「ディス・イズ・ミー」をメドレーで披露する。

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　放送前日の10日には「トニー賞直前SP in NY」と題し、井上さんとミュージカル演出家のハロルド・プリンスさんによる米ニューヨークでの対談の模様、生田さんのレッスン風景、坂本さんがパフォーマンスのために渡米し、ブロードウェイを目指す俳優たちと一緒に行ったレッスンの模様を収めた番組を放送する。

　坂本さんはレッスン後に「興奮しましたし楽しかったです。もちろん緊張はしますが、それ以上の楽しさを持って、お互い、相乗効果で2倍にも3倍にもなり、僕らにしかできない何かが生まれたら最高ですね」とコメントしている。

　「生中継!第72回トニー賞授賞式」は、井上さんと生田さんが案内役を務め、演出家の宮本亜門さんが「WOWOWトニー賞・アンバサダー」として、ニューヨークから現地の様子をリポートする。WOWOWプライムで6月11日午前8時に同時通訳で放送。字幕版は同16日午後7時からWOWOWライブで放送される。

　「トニー賞直前SP in NY」は、6月10日午後3時からWOWOWプライムで放送。

◇坂本昌行さんへのインタビュー

－－NYで現地出演者と合わせてみていかがですか？

皆さんと、リハーサルをして興奮しましたし楽しかったです。もちろん緊張はしますが、それ以上の楽しさを持って、お互い、相乗効果で2倍にも3倍にもなり、僕らにしかできない何かが生まれたら最高ですね。

－－去年に続いて2年目となるスペシャル・ゲストを務める感想は？

トニー賞の季節になると毎年思うことですが、この1年でこんなにも新しい作品が出てくるんだなと実感します。作品一つ一つがものすごく力を持っているし、選ぶ方も全ての作品を観る大変さもあるだろうけど、楽しみながらやっているんだろうなということを感じます。

－－今年のノミネート作品の注目は？

予想だにしなかった「スポンジ・ボブ」。シンディ・ローパーやエアロスミスの曲を使っているとはいえ、アニメ原作がどうミュージカルに融合されて、それがどのようにトニー賞の審査員の心に刺さり記憶に残ったのか、非常に興味があります。それから「ハリー・ポッター」や「アナと雪の女王」など日本でもヒットした映画作品がノミネートされていますが、映像作品を舞台化するとどうなるのか、舞台ならではの面白さを感じたいですし、幅広い年齢層の方々に知られている作品なので、WOWOWの放送を通して視聴者の方に知ってもらえたらいいですね。

－－坂本さんのトニー賞の楽しみ方は？

僕は現地で観劇する機会をいただけているので、実際に劇場で観た作品が選ばれると、その作品に参加したかのような気持ちで授賞式を見られるので楽しみにしています。

－－WOWOWで授賞式を見る時のポイントは？

まずは、授賞式で行われるノミネート作品のパフォーマンス。それを見ていただくと、トニー賞の楽しさが伝わりやすいと思います。今見た作品が賞をとったんだなとなると、より興味を持っていただけるのではないかと思います。ニューヨークに行かずとも、その作品が日本に招聘された時に観てもらえるきっかけになってほしいです。

－－ニューヨークの感想は？

昨年、トニー賞直前のNYの街が、トニー賞という祭典に興奮している空気を肌で感じられたのが久々の感覚でした。やっぱりいいなと思いましたし、日本人が、お祭りにワクワクする感じに似ていて、それを感じて僕も興奮しました。

－－視聴者の方へ、見どころをお願いします。

僕も楽しみにしているのが、賞レース以外のパフォーマンスですが、今回、ミュージカルやっている者として驚いたのが、新しい感覚のミュージカルが増えてきたことです。それが楽しみのひとつになっていると思いますので、皆さんも、ぜひ、楽しんでください。