宮里藍選手:現役最終戦への意気込み 「自分らしく最後まで戦いたい」

宮里藍選手(C)Getty Images
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宮里藍選手(C)Getty Images

 今季限りでの引退を表明している宮里藍選手の現役最終戦となるLPGA女子ゴルフツアーの最終戦「エビアン・チャンピオンシップ」が14日(現地時間)、フランスで開幕する。2009年の同大会でLPGA女子ゴルフツアーの初優勝を飾った宮里選手に、今大会への意気込みを聞いた。

ウナギノボリ

 ――最終戦と決めたこの地に立ってみて感じたことをお願いします。

 また今年も戻って来られてうれしいです。特に最後の試合としては、これ以上ない舞台だと思っているので、すごく幸せです。

 ――調子はいかがですか。

 自分に対して過度の期待はよくないなと思っているんですが、パッティングのフィーリングも引き続き調子がいいですね。あと、このホールは結構長いので、セカンドショットでどれだけミスを少なくするかというのが、最終的に大きく左右するのかなと思っています。

 ――前戦「キャンビア・ポートランド・クラシック」で手を離すシーンがあったり、右肩に痛みがあったようですが、具合は?

 痛みは全くないです。先週、大事をとってあまり大きく動かしたりはしなかったことがよかったと思います。今週、少し寒いので、しっかりと対策をしていきたいと思います。

 ――自分のゴルフを一言で表すと?

 そうですね……。一言で表すのは難しいですけど、やっぱり本能的にプレーができるというか、自分の中で感覚を信じられているところがすごく大きいです。“考える”というよりは“感じる”タイプの選手だと思っています。
 
 ――昨年の「エビアン・チャンピオンシップ」終了後、インタビューで達成感や限界のような感情を表していたとお見受けしたのですが、1年たって気持ちの変化は?

 引退すると決めてからは、そんなに大きな波はありませんが、毎週、毎週が今までとは違いました。一つ、一つが最後になってくるので、より丁寧に自分のゲームに集中したいという気持ちが出てきました。なので、プレーの質としてはすごく上がっていると思います。

 ――最後に、意気込みをお願いします。
 
 最後ですけれど、やるべきことは基本的に変わらないので、自分らしく最後までしっかりと戦いたいと思います。その一瞬、一瞬のプレーでしっかりと自分のゲームができれば、本当にいい試合になると思います。最後まで自分との勝負になりますが、楽しんで頑張りたいと思います。

 *……WOWOWでは、「エビアン・チャンピオンシップ」を14~17日に連日生中継。第1日は無料放送。

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