アニメ1週間:「ルーのうた」が仏映画祭グランプリ 「ラブライブ!サンシャイン!!」NHKで再放送

「アヌシー国際アニメーション映画祭」の長編部門でクリスタル賞を受賞した「夜明け告げるルーのうた」のビジュアル(C)2017 ルー製作委員会
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「アヌシー国際アニメーション映画祭」の長編部門でクリスタル賞を受賞した「夜明け告げるルーのうた」のビジュアル(C)2017 ルー製作委員会

 1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回(18~24日)は、劇場版アニメ「夜明け告げるルーのうた」がアヌシー国際アニメーション映画祭の長編部門でグランプリにあたるクリスタル賞を受賞したニュースや「ラブライブ!サンシャイン!!」が、8月にNHK・Eテレで“再放送”される話題などが注目された。

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 18日、テレビアニメ「四畳半神話大系」「ピンポン THE ANIMATION」などで知られる湯浅政明監督が手がけた劇場版アニメ「夜明け告げるルーのうた」が、フランスで行われたアヌシー国際アニメーション映画祭の長編部門で、グランプリにあたるクリスタル賞を受賞したことが明らかになった。日本の作品が同映画祭のグランプリを獲得するのは、1995年の「平成狸合戦ぽんぽこ」(高畑勲監督)以来、約22年ぶりの快挙となった。

 19日、「まんがタイムきららMAX」(芳文社)で連載中のはんざわかおりさんの4コママンガ「こみっくがーるず」がテレビアニメ化されることが分かった。19日発売の同誌8月号で発表された。

 19日、宮崎駿監督の劇場版アニメ「魔女の宅急便」のアナザーストーリーが、カップヌードル(日清食品)の新CM「HUNGRY DAYS 魔女の宅急便 篇」としてアニメ化され、全国で放送をスタートした。主人公の魔女キキが「17歳の女子高生になって高校生活を送っている」という設定で、マンガ「ツルモク独身寮」などの窪之内英策さんがキャラクターデザインを担当した。

 19日、テレビアニメ化もされた人気マンガ「文豪ストレイドッグス」の完全新作の劇場版アニメ「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE」が、2018年初春に公開されることが分かった。中島敦らメインキャラクターが描かれたビジュアルも公開された。

 19日、人気ライトノベル「魔法科高校の劣等生」(電撃文庫)の劇場版アニメ「劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」(吉田りさこ監督)が17、18日の2日間の興行収入が約1億6300万円、動員数が約10万7000人を記録したことが分かった。59館の公開にもかかわらず、好スタートを切った。17、18日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)では、初登場で5位にランクインした。

 21日、人気アニメ「ドラゴンボール」の初となるランイベント「ドラゴンボールラン」が、9月に幕張海浜公園(千葉市美浜区)とりんくうビーチ(愛知県常滑市)で行われることが分かった。ランイベントは、準備されたコースを走って楽しむ流行のイベントで、「ドラゴンボールラン」は3キロのコースが用意され、参加者には胴着をイメージしたTシャツがプレゼントされる。9月10日に幕張海浜公園、同23日にりんくうビーチで開催。参加費は大人が6800円、子供が3800円で、9800円の親子チケットも販売される。

 21日、人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」が、8月にNHK・Eテレで“再放送”されることが分かった。8月5日深夜0時25分に第1~4話、同12日深夜0時25分に5~8話、同19日深夜0時25分に9~13話が放送される。Eテレでは、これまで「ラブライブ!」のテレビアニメ版や劇場版を放送したことも話題になった。

 23日、人気アニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)が、7月にリニューアルされることが明らかになった。7月28日放送の「あの名作が帰ってくる!ドラえもん夏の1時間スペシャル」からリニューアルされ、「映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生」(16年公開)などを手がけた八鍬新之介さんが監督に就任し、「映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記」(15年公開)などの大杉宜弘さんがチーフディレクターとして参加。背景が水彩調からポスターカラー調になる。

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