タレントの杉本彩さんが5日、東京都内で行われたマンガ誌「ビッグコミックオリジナル」(小学館)の新連載「しっぽの声」の会見に登場した。同作は、ペットの販売や流通、殺処分をテーマとしたマンガで、動物環境・福祉協会Evaの理事長で動物愛護活動を行っている杉本さんが執筆に協力した。杉本さんがマンガに携わるのは初めてで「日本の文化とも言えるマンガを通して、この問題を伝えるのは、啓発において大きな力になる。感動しました。本当にありがたい。この問題の深い本質的な部分を描いていく」と話した。
ウナギノボリ
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会見には、「ビッグコミックオリジナル」の中熊一郎編集長も登場し、杉本さんを抜てきした経緯を「日本最強の動物愛護活動家と思って、ブレーン、アドバイザーとして(協力を)お願いした。マンガを作る以上、感情論だけでは先が続きません。杉本さんの見識の深さを魅力に感じた」と説明した。
杉本さんは「動物愛護、保護の活動を25年以上している。救っても救っても終わりがない。根っこから変えていかないと解決しない。自分ができることとして啓発活動が大切だと思っている。皆さんにこの問題に知っていただくことが必要。業界の実態をご存じない方に読んでいただきたい。自分たちが何ができるかを考えるきっかけになれば」と呼びかけた。
また、杉本さんは「マンガは大人になってからはあまり読んでいません……。夫はマンガが大好きで、家にはいっぱいマンガがあるのですが。今は、マンガに対してアンテナを張っています」と話した。
「しっぽの声」は、小栗旬さん主演でドラマ化もされた「獣医ドリトル」で知られる夏緑さんとちくやまきよしさんのマンガで、5日発売の「ビッグコミックオリジナル」12号で連載が始まった。第1話は、獣医師が犬の飼育放棄を疑われた家を訪れる……という展開。
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