高井研一郎さん：「山口六平太」作者に大御所マンガ家らが追悼文　山田洋次監督も

　11月14日に肺気腫による肺炎のため死去した、「総務部総務課山口六平太」のマンガ家・高井研一郎さんに、「ゴルゴ13」のさいとう・たかをさんや、「あしたのジョー」のちばてつやさんらのマンガ家から追悼文が寄せられ、10日発売の「ビッグコミック」（小学館）24号に掲載された。高井さんと親交のあった映画監督の山田洋次さんも「ただただ寂しい」とコメントしている。

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　他に追悼文を寄せたのは、「総務部総務課山口六平太」の原作・林律雄さん、「釣りバカ日誌」の北見けんいちさん、「ダメおやじ」の古谷三敏さん、「丸出だめ夫」の森田拳次さん、「がんばれ元気」の小山ゆうさん。「東京オリンピックまでは頑張ろうと語り合っていたのに…」（北見さん）、「早く出てこい～」（森田さん）などと、それぞれユニークな内容になっている。

　また、同誌24号では「総務部総務課山口六平太」の「傑作選第1弾」と題して、2002年に掲載された作品を再録しており、24日発売の同誌2017年1号では、原作・林さんの選んだ「傑作編」も掲載する予定。

　「総務部総務課山口六平太」は、林さんの原作で、大日自動車のスーパー総務マン・山口六平太が、社内のトラブルを一手に引き受けて次々と解決していく物語。