「ジョジョの奇妙な冒険」で知られるマンガ家の荒木飛呂彦さんが30日、「第45回ベストドレッサー賞」を受賞し、東京都内で行われた授賞式に出席。作品だけではなく、自身の“若すぎる外見”もファンの間で話題になる荒木さんは、司会から「実は56歳ですよ?」と驚かれ、若さを保つ秘けつを聞かれると「最近その質問ばかりで、マンガの質問あまりないんですよね」と苦笑し、「東京都の水道水で毎朝顔洗ってます」とユーモアたっぷりに回答。スタイリッシュなスーツ姿を披露した荒木さんは「(マンガ家は)無精ひげで髪ボサボサでインスタントラーメンばかり食べているイメージがあると思うけど……まったくその通りで、今日は特別です」と冗談めかして語った。
ウナギノボリ
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授賞式後の会見で、自身の若さについて再び質問を受けた荒木さんは、「いずれ歳を取ったらまたマンガの質問してくれるのかな、と……。楽しみにしてます」と苦笑い。また、「ジョジョ」の登場人物たちの独特のポーズ「ジョジョ立ち」について、荒木さんは「(普通の人が)できないように描いてるんです。印象的な絵を描こうと思って、普通の人が曲げるより、さらにぐっと(肘などを)曲げるんですよ」と明かし、「それをみんな(ファンが)やってるのでびっくりしています」と語った。
「ベストドレッサー賞」は、ファッションセンスがあり、ユニークで個性的、ライフスタイルにおしゃれ感の漂う人物に贈られる日本メンズファッション協会により設立された賞で、今年で45回目。菅田将暉さんと松下奈緒さんが芸能部門で選ばれたほか、「ジョジョの奇妙な冒険」で知られるマンガ家の荒木さんが学術・文化部門、別所哲也さんがインターナショナル部門、伊調馨さんがスポーツ部門、小池百合子東京都知事が政治部門、ファミリアの岡崎忠彦社長が経済部門でそれぞれ受賞した。
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