女優の倉科カナさんが、来年1月スタートの連続ドラマ「奪い愛、冬」(テレビ朝日系)に主演することが17日、明らかになった。倉科さんが同局のドラマに主演するのは初めて。倉科さんが演じる主人公の婚約者役として俳優の三浦翔平さんも出演する。ドラマは、放送作家の鈴木おさむさんが脚本を担当し、今春放送された主演の栗山千明さんらのドロドロの不倫劇が話題になった「不機嫌な果実」のスタッフらとタッグを組んで制作する。
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物語は、倉科さん演じるデザイン会社で働き、仕事をバリバリこなす池内光は、三浦さん演じる同じ会社に勤務する同い年の後輩・奥川康太と婚約しているが、突然、姿を消してしまった元彼と再会。妻帯者となっていた元彼に対し、自制心を働かせしようとするが……というストーリー。
倉科さんは「鈴木おさむさんの脚本がとにかく面白いんです。とても刺激的で、ちょっとドロドロしていて、スピード感があって……次の展開がどうなるか予測不可能!」といい、「私はラブストーリーの経験が少ないので、気恥ずかしさも感じている。“心の機微”を表現することが一番の挑戦になると思います。ラブシーンもありますけど、そこだけに力を入れるわけではなく(笑い)、鈴木おさむさんの世界観を壊さないように演じていきたい」と意気込みを語った。初共演の三浦さんについては「お芝居を通してどんな化学反応が生まれるんだろうと、今からすごく期待しています」とメッセージを寄せている。
三浦さんは「タイトルがまず衝撃的!」といい、「今回は“奪い愛”という言葉からも分かるように、激しい内容になりそうです」とコメント。演じる康太は、心が離れていく光に対し愛と嫉妬(しっと)心を強めていくというキャラクターで「今回は自分を思いっきり開放し、今までの僕のイメージを変える役になりそう」と期待を込めていた。「ここまで嫉妬にまみれる役は初めて。撮影では放送できないレベルくらいまで、とにかく行けるところまで演じてみて、どんな自分が見せられるか楽しみ」と意気込んでいる。
鈴木さんは「皆さんの予想をいい意味で裏切り続ける、ハイスピード展開の愛を奪い合う激しい恋愛ドラマになると思います。奪い合う愛に正義なんかないかもしれませんが、その先に真実の愛が見えてくる……はず」とコメントしている。ドラマは1月から毎週金曜午後11時15分放送(一部地域を除く)。
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