吉本興業は、米国演劇界の祭典「トニー賞」を3度受賞し、ダンサー、シンガー、役者として活躍するヒントン・バトルさんとタッグを組んで、ブロードウェーなど世界で活躍できるダンサーの育成を目指す「ヒントン・バトル ダンスアカデミー」を2017年4月に開校することになり、18日、東京都内で記者会見を開いた。
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同アカデミーは、同社が進める世界戦略の一翼を担う重要な取り組みといい、今後展開するエンターテインメント・スクール事業の第1弾という位置づけ。入学資格は、来年1月から全国で実施される入学オーディションに合格することで、オーディションの通過者は、最大3年間、バトルさんおよびブロードウェーで活躍する現役の振付師やダンサーによる本格的なレッスンが無償で受けられるという。
この日の会見に登場したバトルさんは、来年から始まる第1期生オーディションに向け、「最も重要なことはダンスに対する愛情。ダンスがなければ生きることができないという魂の叫びが聞こえるようなダンサーを求めている」と呼びかけ、競争率の高いブロードウェーで成功するための心得として、「やる気や心意気も大切だが、何よりも重要なのは諦めない心。オーディションに落ちたとしても、なぜ受からなかったのかをしっかり分析して修正していくことが大切。ヒントン・バトル ダンスアカデミーでは、諦めない気持ちをテクニックと合わせて教えていきたい」と語った。
会見には、同社の大崎洋社長、MCとして、お笑いコンビ「タカアンドトシ」とロバータさんも登場。また、ブロードウェーを中心に活躍する講師陣も登場し、パフォーマンスを披露した。
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