“応援上映”も話題の劇場版アニメ「KING OF PRISM by PrettyRhythm」(略称・キンプリ、菱田正和監督)4DX版の初日舞台あいさつが18日、シネプレックス枚方(大阪府枚方市)で行われ、一条シン役の声優の寺島惇太さんと菱田監督が登場した。菱田監督は「4DXは、2Dの上映が始まってからずっと制作スタッフがやりたいって言ってたことが実現できたので、本当に夢がかなったなという思いです。僕も続きが見たいので、どうにかしたいですね。本当にありがとうございました」と喜んだ。
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同作は1月9日に公開され、わずか14館での公開という小規模でのスタートで、公開2週目には9館に減少したが、口コミで話題となり、延べ上映館数が100館以上にまで拡大。観客が映像に合わせて声を上げて楽しむ応援上映が話題になり、6月17日にDVD、ブルーレイディスクが発売された後も上映が続いている。
寺島さんは、同作が人気を集めていることについて「まさかDVDが発売されるまで上映するとは当初は思わず、さらには4DXまで上映されるとは本当に思ってもみませんでした。この勢いで1年くらい上映できたら素晴らしいなと思いますが、皆さんと一緒にこの作品を応援していきたいと思います」と語った。
4DX版は、プリズムショーと呼ばれるライブシーンで座席が激しく揺れ、突風が吹くほか、甘い香りが立ち込め、大量のシャボン玉が劇場に舞うなど“プリズムのきらめき”をより体感できる。寺島さんは「4DX自体が初めてだったんで、椅子がこんなに揺れると思わなくて、アトラクションみたいでしたよね。一番印象的だったのはユキノジョウが最初に登場するシーンで、シンくんがドキッとするときに椅子が揺れて。その後のレオくんが飛び込んできた時もガタガタってなって、僕は今、一条シンを体感しているなと思いました」と笑いながら話した。
また、関西では応援上映で、シンが「これがプリズムショーかあ!」と驚くシーンで、観客が「せやでー!」と関西弁で返すのが定番になっているといい、寺島さんは「いつかマネしてみたいですね!」と興味津々な様子だった。
「キンプリ」は、2013年4月~14年3月に放送された女児向けテレビアニメ「プリティーリズム・レインボーライブ」のスピンオフで、男性アイドルのコウジ、ヒロ、カヅキたちが歌とショーにかける姿を描いている。
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