阿部サダヲ、主演映画の役作りで3日間“断食”を告白 映画「殿、利息でござる!」初日舞台あいさつ1

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  俳優の阿部サダヲさんが5月14日、東京都内で行われた主演映画「殿、利息でござる!」(中村義洋監督)の初日舞台あいさつに登場。町の将来を心配する造り酒屋・穀田屋十三郎を演じた阿部さんは、役作りのために自主的に“断食”していたと告白。「水垢離(みずごり)や断食をしている設定だったので、プチ断食してみようかなって。酵素を飲み始めて、3日ぐらいやったんですけど」と明かしつつ、「一瞬だけ水浴びするシーンが出てきて、あそこのためだけにやったんです。そんなに意味があるかどうか……」と自虐的に語って笑いを誘った。

  「殿、利息でござる!」は、磯田道史さんの著書「無私の日本人」に収録されている一編「穀田屋十三郎」が原作。江戸時代中期の仙台藩吉岡宿が舞台で、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、阿部さん演じる十三郎ら庶民9人が藩に千両を貸し、毎年の利子を全庶民に配る「宿場救済計画」を立て……というストーリー。

  舞台あいさつには阿部さん、瑛太さん、妻夫木聡さん、竹内結子さん、松田龍平さん、千葉雄大さん、原作者の磯田さん、中村監督のほか、ゲストとして現在の吉岡宿となる宮城県大和町の浅野元町長も出席。映画に登場する庶民の奮闘を記録した古文書の保存を目的に、4月6日からスタートした“銭集めプロジェクト”で総額11万7835円分が集まったという結果も発表され、阿部さんから浅野町長に目録が手渡された。

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