伊藤健太郎、復帰作「冬薔薇」は「自分の第二章」 阪本順治監督の花束返しに思わず感涙

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  俳優の伊藤健太郎さんが6月3日、東京都内で行われた主演映画「冬薔薇(ふゆそうび)」(阪本順治監督)の初日舞台あいさつに登場した。

  映画は、阪本監督によるオリジナル脚本で、人間の業を切なくはかなく紡ぐ。ある港町。渡口淳(伊藤さん)は専門学校にも行かず、半端な不良仲間とつるみ、友人や女から金をせびってはダラダラと生きていた。両親は埋立て用の土砂を運ぶ海運業を営むが、時代とともに仕事も減り、後継者不足に頭を悩ましながらもなんとか日々をやり過ごしていた。ある日、淳の仲間が何者かに襲われる事件が起きる。そこに浮かび上がった犯人像は思いも寄らぬ人物のものだった……というストーリー。

 

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