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静岡ホビーショー:ガンプラ新商品続々 「SEED FREEDOM」のズゴック “懐かしいようで新しい”リバイバルキットも

「第62回静岡ホビーショー」で展示されたガンプラ「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」

 模型の展示会「第62回静岡ホビーショー」(静岡模型教材協同組合主催)が5月8日、ツインメッセ静岡(静岡市駿河区)で開幕した。バンダイスピリッツのブースでは、人気アニメ「ガンダム」シリーズのガンプラ(プラモデル)の新商品が続々と発表された。

 特に注目を集めているのが「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの完全新作劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の新MS(モビルスーツ)のガンプラで、「HG 1/144 ズゴック(仮)」が発売されることが話題になっている。劇中でズゴックは、アスラン・ザラが乗るインフィニットジャスティスガンダム弐式の姿を隠すための仮初の姿として登場した。ガンプラの詳細は今後、発表される。

 「SEED FREEDOM」の新商品として「HG 1/144 デスティニーガンダムSpecII&ゼウスシルエット」が11月に発売されることも発表された。デスティニーガンダムSpecIIとゼウスシルエットのセットを「HG」シリーズで立体化する。価格は7920円。

 ブラックナイトスコード カルラ、ムラサメ改、 ギャンシュトローム(ヒルダ・ハーケン専用機)が「HG」シリーズのラインアップに加わり、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のアカツキガンダム(オオワシ装備)が「RG」シリーズから発売されることも発表された。

 1980年に発売された初代ガンプラ(プラモデル)「1/144 ガンダム」のリバイバルキット「ベストメカコレクション 1/144 RX-78-2 ガンダム(REVIVAL Ver.)」が10月に発売されることも明らかになった。ガンプラの45周年を記念した商品で、約45年で培った技術を生かした“懐かしいようで新しい”ガンプラになるという。価格は1320円。

 「ガンダム」シリーズの45周年を記念したガンプラとして注目を集める「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」も展示。最新解釈と原点回帰を融合させ、“新たなるリアル”の表現を目指したガンプラで、内部フレームに装甲をはめ込むことで組み立てることができる。内部フレームは、設定に基づいたセミモノコック構造をイメージして設計した。8月に発売。価格は3850円。同ブースではオプションパーツの「RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0用武器セット」も参考出品された。

 SDガンダムのフォルムに「MG」シリーズの技術を集約し、可動性、ギミック、ディテールの表現にこだわったハイエンドブランド「MGSD」シリーズの新商品として「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」の「MGSD ウイングガンダムゼロ EW」が11月に発売されることも発表された。

 静岡ホビーショーは、模型メーカーの工場が集まる静岡市で1959年から開催されている展示会。今回は5月8~12日に開催され、11、12日が一般公開日。入場には事前登録が必要となる。

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