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花咲舞が黙ってない:ずん飯尾が渋谷で号外配布 「花咲舞VS半沢直樹」「銀行合併」と見出し躍る 半沢直樹役の劇団ひとりは「肝っ玉が座ってる」と

「花咲舞が黙ってない」の号外を配布した「ずん」の飯尾和樹さん(中央)=日本テレビ提供

 今田美桜さん主演の連続ドラマ「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ系、土曜午後9時)で、5月11日に放送された第5話に半沢直樹(劇団ひとりさん)が登場。物語は花咲舞(今田さん)が働く東京第一銀行と半沢直樹のいる産業中央銀行の合併話に突入した。現実でも銀行の合併は大きなにニュースになることから、銀行の合併と半沢直樹の登場を大見出しにした“号外”型広告が制作され、12日に東京・渋谷でお笑いコンビ「ずん」の飯尾和樹さんらが配布した。

 飯尾さんは、劇中で舞と相馬健(山本耕史さん)の上司、芝崎太一次長を演じている。芝崎は平和主義者で出世競争のゴタゴタには巻き込まれたくはないと思っている人の良いキャラクター。“銀行が合併したら号外を配ってそう”なイメージから今回の配布のゲリラ参加者に抜てきされた。

 飯尾さんが渋谷に現れると、周囲には人だかりできたという。飯尾さんは、号外を受け取った人から記念撮影をお願いされると快く応じ、実際に銀行で働く人から「いつも見ています! 舞の気持ちがすごくよく分かります」と声をかけられると、「ありがとうございます! ぜひTVerでも見返してください!」と返すなど、和気あいあいとした雰囲気に。日曜の昼間だったこともあり、飯尾さんは「たくさん家族連れが来て、受け取ってくれました。交流できてうれしかったです」と語った。

 半沢直樹を演じた劇団ひとりさんとは芸人つながりで、飯尾さんは、劇団ひとりさんが半沢直樹を演じたことについて、「メーク室でメークさんから聞きました(笑い)。(配役を聞いて)『ひとり!? 背負ったんだ!』と思いましたね。さすが、ピン芸人は肝っ玉が座ってますね」と感想を語った。

 今後の見どころは、「舞・相馬VS半沢直樹の銀行同士の戦いが盛り上がってきます。また、菊地凛子さん演じる昇仙峡玲子が深い眠りから覚めていろいろ動き出します。彼女の背景も分かってきますので、楽しみにしてください!」と話した。

 ドラマの原作は巨大銀行を舞台にした池井戸潤さんの小説「不祥事」(講談社文庫、実業之日本社文庫)と「花咲舞が黙ってない」(中公文庫、講談社文庫)。2014、15年に杏さん主演でヒットした連続ドラマの新シリーズで、今回は銀行支店を指導・審査する本部の臨店班が舞台となっている。

 5月18日に放送される第6話は、舞と相馬はすし屋の常連客から、5年前に亡くなった娘の銀行口座で娘の死後、何千万円ものお金が動いていたと相談を受け、調査する。娘が亡くなる直前まで働いていたのは新薬を開発する製薬会社だったが、5年前に開発の途中で破産し、社長は行方不明となっていた。そんな中、舞たちは別のベンチャー企業が、似たような薬を開発中という情報をつかむ。その会社に突撃すると、代表者は明らかに何かを隠しているようで……と展開する。

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