アイドルグループ「AKB48」「NMB48」の元メンバーで、「フレッシュレモンになりたいのー!」とのキャッチフレーズでおなじみの市川美織さん。4月18日に発売された2冊目の写真集「市川美織 2nd写真集 果汁29%」(玄光社)では、「100%にはまだ遠いけれど、成長過程にある今の私」が収められているという。今年2月に30歳の誕生日を迎え、30代に突入したが、「『みおりん(市川さんの愛称)は本当に変わらないね』と言われます」とほほ笑む市川さんが今の思いを語った。
ウナギノボリ
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“フレッシュレモンになりたい”というおなじみのキャッチフレーズについて、「当時から自分ではそれが当たり前だったので、皆さんが驚く理由が分からなかった」と明かす市川さん。「皆さんがウルトラマンや仮面ライダーになりたいっていうのと同じなんですけど、と思いながらで。いろいろ言われ続けて、でも続けてきたからこそ今があるのは間違いない」と語る。
「いまだに共演する方に『フレッシュレモンの方ですよね、私見てました』と言われますし、覚えていただけているってことは、それだけインパクトがあったと思うので、改めて自分が持っている“武器”でもあるのかなって。広島レモン大使も就任から今年で10周年で、この10年は無駄ではなかったと思うし、むしろもっとレモンを推しておけばよかったと思うくらい。みんなから『いつまでやっているんだ』と言われて、やめようかと思った悩んだときもあったにはあったのですが、それがあっての私なんだから、捨てる必要はないなって」
30歳になったことを機にもっとレモンを推して、「今までかなわなかったレモンサワーのお仕事とか、もっとレモン関係をやっていきたいなって思っている」と意気込む市川さんは、「まだまだレモンにはなりたいと思っています」と力を込めた。
そんな市川さんにとって20代とはどんな10年だったのか。
「あっという間ではあったのですが、AKB48グループからの卒業もあって、すごく濃い10年間でした。実際に芸能界に入ったのは10歳くらいで、もう20年くらいこの芸能界にいさせてもらっているのはすごいことだと思うし、その一つの原動力として、ファンの方に出会えたことは宝物で、それもやっぱりAKB48、NMB48にいたからこそだと思っています」
また最近、しみじみと思うことがあるという市川さん。
「舞台とかに立って、客席の中に私のファンがどれだけいるか分からないけれど、一人でもいるならそのために頑張ろうって。支えがあっての今があるってことを、この10年でとても感じたというか。だからこの先は、応援し続けてくれる方々に還元していけるような、皆さんに恩返しできるような活動がもっともっとできたらなって思っています」
30代の目標については、「具体的なものが見えているわけではないですし、何をしたら“恩返し”になるのか悩んだりもする」と率直な思いを吐露する。
「私とは別の方のファンが舞台を見にきてくれて、手紙をくださったんですね。その方は以前から私のことは知ってくれていたみたいで、『活動してきてくれてありがとうございます』みたいな言葉と共に『これからはちゃんと推していきたいです』と書かれていて。これを読んだときに、自分が意図せずに与えていたこと、伝わっていたものってあったんだなって気づけました。私が活動して、ファンの方がみおりんを応援していられること自体がすでに恩返しにもなっているのかなって思ったりもするので、今回の写真集の出版もそうですし、定期的に一緒に“思い出を作る”機会を増やして、感謝を伝えていきたいとは思っています」
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