声優で俳優の津田健次郎さんが、4月16日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に初出演。癒しの「イケメンボイス」と言われるなど人気を集める津田さんが、下積み時代を語った。
ウナギノボリ
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「徹子の部屋」に出演するのが夢だったという津田さん。「すごく昔から拝見させていただいていて、徹子さんとお話させていただくのが一人前の証、という印象がありまして。いつか出させていただいたらな、とずっと思っていました」と話す。
アニメーションや洋画の吹き替えなどで活躍していた津田さん。2020年放送の朝ドラ「エール」で語りを担当した際には、語りだけでなく、ドラマにも登場した。「(2021年放送の)『最愛』というドラマがあった。そのドラマにレギュラーで出させていただいて、そこからここ数年、ドラマや映画にもお声がけいただくようになった」と振り返る。
中学の頃から映画が好きだった。映画監督を目指し、明治大で演劇学を専攻したが「どういう映画が撮りたいのか?」という点が曖昧で、脚本を書けなかった。2年ほどぼーっと過ごす中で「勉強になるかな」と思い、演劇の養成所を受けたら合格。そこで演劇にハマったが「落ちこぼれ」だったため、役者で食べていくことは難しかった。
ところが、24歳で声優のオーディションを受け、いきなりデビューが決定。「アフレコ経験が一度もない状態で現場に入らせていただいて。それがきっかけで、アニメのゲストなどでお声がけいただくようになった」と語った。
下積み時代の貧乏生活では、電気、ガス、水道を止められたことも。「普通にバイトすれば、そんなに貧しくならない時代だったのですが、どうしても『明日オーディション来られる?』ということもあるので、なかなかレギュラーでバイトができない」と葛藤のあったことを明かした。
駆け出しの頃に出会った妻には、ずっと支えられている。
「色々なことがうまくいかなかったものですから、どこか気弱になっていた部分や、少しモチベーションが落ちていたところ、気分が乗らなかったり、クサクサしたり、ちょっとすねていたり、そういう時期があった。そういうときに『もっと、どーんと構えていいんじゃないか』とか、『自信持ってやりなさいよ』とか(言ってくれた)。明るくておおらかな優しい妻です」
照れつつ、語った。
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