木曜劇場「大奥」:小芝風花が涙のクランクアップ「京都で撮影できたことが本当に幸せ」 亀梨和也の撮了には宮舘涼太が駆けつけ

木曜劇場「大奥」のクランクアップを迎えた小芝風花さん(左)と亀梨和也さん(C)フジテレビ
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木曜劇場「大奥」のクランクアップを迎えた小芝風花さん(左)と亀梨和也さん(C)フジテレビ

 俳優の小芝風花さん主演の木曜劇場「大奥」(フジテレビ系、木曜午後10時)で、小芝さんと亀梨和也さんがクランクアップしたことが3月28日、明らかになった。同日、最終第11話が放送される。

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 オールアップとなったのは、小芝さん、西野七瀬さん、森川葵さん、栗山千明さんらが勢ぞろいする緊迫したシーン。小芝さんは、監督からオーケーの声がかかると、思わずホッとした表情を浮かべたという。スタッフからオールアップを告げられると、小芝さんは「やったー!」と両手を上げて笑顔を見せ、「とにかく皆さんが優しく楽しくサポートしてくださったお陰で、なんとかこの役を最後まで走り切ることができてとても安心しております。この歴史ある『大奥』を皆さんと京都で撮影できたことが本当に幸せです」と目に涙を浮かべながら語った。終始温かい空気に包まれながらのクランクアップだったという。

 小芝さんよりも一足先にクランクアップとなった亀梨さんは、最後のシーンのカットがかかると、苦楽を共にしてきた小芝さんから花束が手渡された。さらに、先にクランクアップし、この日に撮影がなかった事務所の後輩で定信役の宮舘涼太さんがサプライズで駆けつけた。宮舘さんが「お疲れさまです!」と声を掛けながら姿を現すと、亀梨は「なんで!?」と驚きながらも思わずうれしそうな表情に。「東京から来ました! 宮舘です!」と周囲に声を掛ける宮舘さんに、最後のあいさつをするところだった亀梨さんは「ちょっと邪魔しないでもらっていい?(笑い)」と突っ込み、最後まで息の合った掛け合いを見せていたという。

 「大奥」は、同局で2003年6月に連続ドラマ「大奥」を放送して以来、3本の連続ドラマ、6本の単発ドラマを放送。2006年12月には映画が公開され、2007年には舞台も上演された。連続ドラマとしては19年ぶりとなる今シリーズは、東映とタッグを組み、全編オール京都ロケを実施。江戸時代中期を舞台に、第10代将軍・徳川家治と政略結婚させられた主人公・五十宮倫子(小芝さん)を巡る大奥の物語が展開した。家治を演じる亀梨さんは時代劇初挑戦だった。

 2人のコメント全文は以下の通り。

 ◇小芝風花さんのコメント

 皆さん本当にお疲れさまでした! ありがとうございました。倫子という役に自分でもびっくりするくらい入り込んでしまって、割と切り替え上手な自信があったのですが、なかなか役と切り替えられずに皆さんに気を使わせてしまった部分もあったかと思います。とにかく皆さんが優しく楽しくサポートしてくださったお陰で、なんとかこの役を最後まで走り切ることができてとても安心しております。この歴史ある『大奥』を皆さんと京都で撮影できたことが本当に幸せです。ありがとうございました!

 ◇亀梨和也さんのコメント

 お疲れさまでした! 一足先にクランクアップということで、本当に右も左も分からない状態のまま京都に来たのですが、皆さんに温かく迎えていただき、プロフェッショナルな現場の中で過ごさせていただけたこと、ありがたく思います。僕自身、まず京都の第一歩としてこの現場で歩ませていただけたこと、本当に感謝しています。また京都に戻って来られるように頑張っていきたいと思いますので、その際はまたよろしくお願いします。本当にどうもありがとうございました!

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