映画・テレビドラマで活躍した俳優やプロデューサーを表彰する「2024年 エランドール賞」の受賞者が2月7日に発表され、井上雄彦さんの名作バスケットボールマンガ「SLAM DUNK(スラムダンク)」の劇場版アニメ「THE FIRST SLAM DUNK」の製作委員会が、特別賞に選ばれたことが分かった。同日、東京都内で授賞式が開催され、宮城リョータの声優を務めた仲村宗悟さんが登場した。仲村さんは「この作品は井上雄彦監督をはじめスタッフの方々が何年もかけて思いを紡いでくださった作品です。そんな僕の人生を変えてくれた『THE FIRST SLAM DUNK』がこのような素晴らしい賞を受賞し、本当に僕自身すごくうれしく思います。この度は本当におめでとうございます」と喜びを語った。
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授賞式には、松井俊之プロデューサーも登場し、「この作品は企画、制作、宣伝、配給まで、恐らく業界的には新しいことに挑戦できていたのではないかと思います。原作者であります井上雄彦先生が映画監督として未知の世界に飛び込んでいく。制作スタッフ、演出部、キャスト、アーティストの方々もプロフェッショナルでありながらトライ&エラーを繰り返してここまで来ました。そんな中で完成した作品なので、ここまで伝わったのではないかなと」と語った。
「スラムダンク」は、1990~96年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されたバスケットボールマンガ。劇場版アニメは、原作者の井上さん自身が監督を務め、脚本を手がけた。2022年12月3日に公開され、272日間にわたりロングラン上映され、興行収入が約157億4000万円、観客動員数が約1088万人を記録するなど大ヒットした。1月23日に一日限りの復活上映が実施され、興行収入が約1億3000万円を記録し、合わせて158億円を突破した。観客動員数は1095万人を突破した。
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