プロ野球・読売ジャイアンツ(巨人)前監督の原辰徳さんが、2月1日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。選手時代から巨人一筋35年、通算17年に及ぶ監督生活を昨年終えた原さんが、現在の思いや、敬愛する長嶋茂雄さんについて語った。
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現在の生活について「ゆったりと時間を使うことができて、1日1日、目を開けたときには楽しいな~という感じで起きています」と話した原さん。ゴルフが趣味で「僕は我流でやっていたんですけど、少し教わってみようとある先生について。新たなゴルフというものの世界が見えているな、と新鮮です」と明かした。
小学2年生の時に、高校野球の監督をしていた父親の影響で野球を始めた。その後、父親が監督を務める高校に入学。父親と二人三脚で歩んできた。
22歳で巨人に入団した際、言葉をもらった。「プロ野球選手で生き抜くためには、毒を盛られても栄養にするくらいの気持ちがないとなかなかやっていけないぞ、と。毒を盛られたくらいで、ころっとひっくり返るくらいじゃ話にならない」。厳しい父親から、そんな厳しい話を聞いた。
幼い頃からの大スターで、プロ入り後は師弟関係となった長嶋茂雄さんについては「いろいろ知識をたくさん持たれているんですけど、なかなか皆の前で伝えることはあまりする人ではなかったですね。どちらかというと、我々選手やコーチを大人扱いする監督さんだった」と振り返った。原さんが話を聞きに行くと、長嶋さんは色々な話をしてくれたという。
長嶋さんは「勝つ」ことへの執念が強く、試合に負けたときは帽子を投げて怒ったこともあった。「今だに野球に対する情熱は消えていないです。すぱらしい先輩であり、野球界の宝であると思います」と話した。
“我々の前に道はない。我々が通った後が道になる”ということをポリシーにしている原さん。「常に挑戦していたいという気持ちがありますね。今まで経験していない文化、芸能を含め、いろいろなことを体験したい」と語っていた。
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