海をゆく者:小日向文世、高橋克実、浅野和之、大谷亮介、平田満が繰り広げる“笑いとサスペンス”の舞台 WOWOWで2024年初夏に放送・配信

舞台「海をゆく者」のキーカット=WOWOW提供
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舞台「海をゆく者」のキーカット=WOWOW提供

 俳優の小日向文世さん、高橋克実さん、浅野和之さん、大谷亮介さん、平田満さんが出演した舞台「海をゆく者」が、WOWOWで2024年初夏に放送・配信されることが1月29日、明らかになった。「海をゆく者」はPARCO劇場開場50周年記念シリーズとして2023年12月から2カ月間にわたって全国7カ所で公演された。

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 「海をゆく者」はアイルランドの劇作家、コナー・マクファーソンさんの代表作。2006年に自らの演出により、ロンドンのナショナル・シアターにてデビューした本作は、“21世紀のクリスマスキャロル”と評され、世界中で上演されてきた。

 日本では、栗山民也さん演出のもと小日向さん、浅野さん、大谷さん、平田さん、吉田鋼太郎さんが出演して2009年、2014年に上演。愛すべきダメ男たちが繰り広げる笑いとサスペンスに満ちたファンタジーが好評を博した。今回の舞台には、高橋克実さんが初めて加わった。

 物語は、アイルランドのダブリン北部が舞台。海沿いの町にある古びた家に、若くはない兄弟が2人で暮らしている。兄のリチャード(高橋さん)は大酒飲みで、最近、目が不自由になり、その世話のために弟のシャーキー(平田さん)が戻ってきた。シャーキー自身、酒癖の悪さで多くのものを失い、今は禁酒中だ。陽気で解放的な性格のリチャードは、クリスマスイブも朝から近所の友人アイヴァン(浅野さん)と飲んだくれ、シャーキーが顔を合わせたくないであろう男ニッキー(大谷さん)をカードに誘ってシャーキーを怒らせる。ニッキーはロックハート(小日向さん)を連れてきた。彼は、シャーキーが忘れたくとも忘れられなかった男だった……。

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