お笑いトリオ「ネプチューン」の原田泰造さんが、家族にも嫌がられるほど古い価値観を持つ主人公を演じて話題の連続ドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!(おっパン)」(東海テレビ・フジテレビ系、土曜午後11時40分)。可愛いもの好きだが、自分自身が何者かに悩んで引きこもっている、沖田誠(原田さん)の息子・翔を演じている俳優の城桧吏さんが作品への思いを語った。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
俳優のお仕事では初めてになります。一度、「ネプリーグ」に出演させていただいた時にお会いしたんですけど、覚えてくださっていて、それがとてもうれしかったです。いつもニコニコ笑いながら話しかけていただいて、とても話しやすい優しい方です。
翔というキャラクターは、今まで演じたことのないキャラクターで不安もありましたけれど、新しい自分を発見できると思い、とても楽しみにしていました。翔は自分の「好き」をちゃんと伝える意思を持っていて、見ていて尊敬できる応援したくなるキャラクターです。だからこそ、翔というキャラクターをいろいろな人に理解してもらえるように伝えたいという気持ちもあります。
翔のセリフを自分自身に落とし込んでいって、お父さんや他人からこう言われたら、こういう反応で傷ついちゃうのかなというのを考えながら演じていくことに気を付けてやっています。苦労した点で言うと、髪の毛を結んだりグロスをきれいに塗るなど、そういう物理的な部分ですね。ネイルもそうですが、髪の毛の編み込みもしたことがなかったので、メーク系の動画を調べたりして勉強しました。
似ているところは、同じ年ぐらいの子より、どちらかと言うと年上の方が話しやすいですね。同じ年くらいの子だと話しかけるのに抵抗があって、自分から話しかけるのが苦手かも……。あと、家に結構ぬいぐるみがあって、パステルカラーのものも好きです。カワイイものが好きという点は一緒かなと思いました。違う点はメークをしたことがない。そういうところは違うかな。翔と違う点は、そこまでないという感じですね。
多様性への理解が必要な今、この作品に携わることができて改めて深く考えるきっかけとなりました。“自分自身が大切だよ”“自分の個性をなくしてはいけない”“ありのままの自分で生きていいんだよ”など、人に無理して合わせることもなく自分らしさを出して生きてほしいというのを伝えたいです。
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