ゲームの名は誘拐:東野圭吾原作ミステリー WOWOWで連続ドラマ化、2024年初夏に放送・配信

「連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』」のロゴ=WOWOW提供
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「連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』」のロゴ=WOWOW提供

 東野圭吾さんのミステリー小説「ゲームの名は誘拐」が、WOWOWで連続ドラマ化され2024年初夏に放送・配信されることが1月28日、明らかになった。東野さんとWOWOWがタッグを組むのは、2021年の「連続ドラマW 東野圭吾『さまよう刃』」以来3年ぶり9作目となる。

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 「ゲームの名は誘拐」(光文社文庫)は2002年に刊行。主人公である広告代理店の敏腕プランナー、佐久間駿介が、手掛けていた大型プロジェクトから突如降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大企業の副社長に一矢報いるため、その娘と共謀して狂言誘拐を企てたことから始まるミステリー。2003年に実写映画化され、2020年には同書を原案としたドラマが中国で制作された。

 今回、WOWOWでドラマ化するにあたって、原作のキャラクターや物語の軸はそのまま、平成初期の時代背景を令和の時代感にアップデートする。キャストは近日発表予定。

 見どころは、佐久間と娘を取り戻したい副社長との一進一退の“攻防戦”と、誘拐事件を遂行するうちに佐久間と娘の間で育まれるいびつで危険な“恋愛模様”。憎き敵の愛娘を味方につけ、順調に滑り出したかに思われた“誘拐ゲーム”は、やがて想定外の展開を見せていく……。

 WOWOWの「連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』」は全4話。第1話はWOWOWプライム、WOWOW4Kで無料放送される。

 ◇大原康明プロデューサーのコメント全文

 初めて原作を読んだ時は予想もしなかった衝撃の展開に、椅子から転げ落ちるほどの衝撃を受けました。20年以上前に東野圭吾先生が執筆された作品ですが、現在でも全く色あせることのない魅力を放ち続けています。ミステリーやスリリングな展開、裏切り、そして、ラブロマンスなど、原作の魅力と衝撃をどうすれば映像で届けられるか。「連続ドラマW」を数々手掛けてこられた鈴木浩介監督や脚本・小峯裕之さんの手腕をはじめ、キャストとスタッフ一同が懸命に挑みました。主人公・佐久間駿介役を務めるキャスト情報も近日発表を予定しています。頭脳明晰(めいせき)で危険な魅力あふれる佐久間役にぴったりだと確信しています。是非、ご期待ください!


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