光る君へ:「藤原」だらけで、名前を覚えるのが大変? 最新の人物相関図に24人、実に半数

大河ドラマ「光る君へ」の扮装写真版人物相関図(C)NHK
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大河ドラマ「光る君へ」の扮装写真版人物相関図(C)NHK

 俳優の吉高由里子さん主演で、1月7日にスタートする2024年のNHK大河ドラマ光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)。ドラマは、平安時代中期の貴族社会が舞台で、7年ぶりの女性主人公(=紫式部、劇中の名はまひろ)大河として注目を集める本作だが、一部の視聴者は“あること”を心配しているという。それは登場人物に「藤原姓」が多すぎるということだ。最新の人物相関図に掲載されている47人中、24人が「藤原」と、実に半数を占める。

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 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性(まひろ)の一生を映し出す。

 主人公のまひろ(吉高さん)も藤原家の生まれ。父親は藤原為時(岸谷五朗さん)で、弟は藤原惟規(高杉真宙さん)で、まひろの夫となる男性の名も藤原宣孝(佐々木蔵之介さん)。

 まひろとは、ドラマ全編を通じて、ときに惹(ひ)かれ、ときに離れ、陰に陽に強く影響し合う“ソウルメイト”が藤原道長(柄本佑さん)ならば、その父・藤原兼家(段田安則さん)、長兄・藤原道隆(井浦新さん)、次兄・藤原道兼(玉置玲央さん)、姉・藤原詮子(吉田羊さん)と、母の時姫(三石琴乃さん)をのぞいて、当たり前だが、みんな「藤原」だ。

 さらに道長の嫡男・藤原頼通(渡邊圭祐さん)、長女・藤原彰子(見上愛さん)や、兼家の妾(めかけ)・藤原寧子(財前直見さん)とその息子(道長の異腹の兄)・藤原道綱(上地雄輔さん)もいれば、道隆の嫡男・藤原伊周(三浦翔平さん)、長女・藤原定子(高畑充希さん)、次男・藤原隆家(竜星涼さん)と、こちらも当然のように「藤原姓」となっている。

 道長の同僚、またはライバルに目を向けても、藤原実資(秋山竜次さん)、藤原公任(町田啓太さん)、藤原斉信(金田哲さん)、藤原行成(渡辺大知さん)、藤原顕光(宮川一朗太さん)がいて、そのほか藤原穆子(石野真子さん)、藤原頼忠(橋爪淳さん)、藤原忯子(井上咲楽さん)、藤原義懐(高橋光臣さん)と「藤原」のオンパレードとなっている。

 SNSでは「『光る君へ』の予習。藤原姓の人多すぎて頭に入ってこない」「主要人物がほとんど藤原姓では、平姓だらけだった平清盛の後半以上に分かりにくく、視聴者混乱必至」「光る君への登場人物が藤原姓まみれで泣きそう。覚えられる気がしない」「藤原だらけで名前覚えるの大変そうだけど、ついていこう」などの声が上がっているが、まずは1月7日放送の初回に注目だ。

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