人気アニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)の第43作となる劇場版最新作「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)」(今井一暁監督、2024年3月1日公開)にお笑いコンビ「かが屋」がゲスト声優として出演することが分かった。かが屋の加賀翔さんと賀屋壮也さんは声優初挑戦で、演歌を歌うおじいちゃん、漫才師、路上ライブをするバンドマンといったさまざまなキャラクターを演じる。同作の主題歌を担当するシンガー・ソングライターのVaundyさんが路上ライブをするバンドのボーカル役として出演することが発表されており、かが屋の二人は同じバンドのメンバー役としてVaundyさんと共演する。
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賀屋さんは、アフレコの感想を「難しかったですね~。でもやってみたら、スタッフさんも優しくて『良いと思います! 完璧です!』と褒めてくれたので、めちゃくちゃ楽しかったです!」と話し、加賀さんも「僕たちに任せつつも、違う時は違うと言ってくださったのでありがたかったです」と語った。収録では、バンドマンを演じることが急きょ決まり、かが屋の二人は「Vaundyさんとこんな形でバンドを組めるとは思っていなかったので、本当にありがたいです!」と喜びを語った。
加賀さんは、今回の出演について「ドラえもんのゲスト声優。ドッキリじゃありませんようにとこんなに祈った仕事は初めてです。ゲストで出られるかもと言われた時はあまりにも信じられなくて『うそつけ!』『夢みたい……』『そんなわけないだろ!』と感情が忙しくとても疲れました。収録当日のスタジオでドラえもんに会えた時は胸がいっぱいでそこでやっと『これほんとかもしれない』と気がつきました。初めてのアフレコはただ台本を持たせてもらうだけでも楽しく、一部になれた気がして感動しました。音楽をテーマにしたとても壮大なお話でキラキラと楽しくどなたが見ても面白いと思うので早く皆さんに見てもらいたいです。合唱のコントをやっていたおかげで選んでもらえたらしいのでコントありがとう。お楽しみに」と話している。
賀屋さんは「僕は小さい頃からドラえもんが大好きです。レンタルビデオショップに行っては映画ドラえもんを借りてもらい、小さい頃は映画ドラえもんの大きい本を大切に読んでいました。大学生になって初めてバイトをして自由にお金が使えるようになった時、完全版の大長編ドラえもんを買いました。海賊帽を被ったドラえもんも好きだしバードキャップを被ったドラえもんも好きだし魔法使いの帽子を被ったドラえもんも好きです。とにかくとっても大好きなドラえもんの映画に出演することができてうれしいです。今からスクリーンで映画を見るのが楽しみです。本当にありがとうございます。ぜひ一緒に楽しみましょう!!」と呼びかけた。
最新作のテーマは「音楽」で、ドラえもんたちが仲間と出会い、音楽を通じて心を通わせ、壮大な冒険を繰り広げる。「映画ドラえもん」シリーズ最高興行収入となる約53億7000万円を記録した「映画ドラえもん のび太の宝島」(2018年)の監督を務め、「映画ドラえもん のび太の新恐竜」(2020年)の演出を担当した今井さんが監督を務め、テレビアニメ「ドラえもん」の脚本を多く手がける内海照子さんが脚本を担当する。俳優の芳根京子さんがゲスト声優として出演する。
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