西野七瀬:木曜劇場「大奥」出演 主人公・倫子に誠心誠意仕える付き人・お品役 主演の小芝風花とは初共演

木曜劇場「大奥」に出演する西野七瀬さん=フジテレビ提供
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木曜劇場「大奥」に出演する西野七瀬さん=フジテレビ提供

 俳優の西野七瀬さんが、小芝風花さん主演で2024年1月スタートの木曜劇場「大奥」(フジテレビ系、木曜午後10時)に出演することが11月13日、明らかになった。西野さんは、主人公である閑院宮直仁親王の娘・倫子(小芝風花さん)の付き人のお品を演じる。小芝さんとは今作が初共演。

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 お品は倫子を尊敬し、誠心誠意仕える付き人。倫子が10代将軍の徳川家治(亀梨和也さん)と政略結婚するにあたり、お品も倫子と共に江戸城に入る。大奥でさまざまな試練が立ちふさがる倫子の一番の味方で、お世話係としてどんな時も倫子に尽くしているが、倫子が好意を寄せている相手が他にいることにお品は気付いている。倫子を支えながらも嵐に巻き込まれ、翻弄(ほんろう)される役どころだ。

 アイドルグループ「乃木坂46」を卒業後、数々のドラマや映画に出演するなど俳優として活躍している西野さんは、「皆さん誰もが聞いたことのある『大奥』に出演できると聞いてうれしかったです。母が昔から見ていた作品で、私もその横で見たりしていたので、そんな作品に出られるなんてすごいなと思いました」と出演が決まった際の印象を語った。

 「愛」がテーマの今回の台本を読み、西野さんは「切ないポイントが多いなと感じました。女性同士の戦いはありつつも、今回の『大奥』ならではの新しい要素もあるなと思っています。監督やプロデューサーの皆さんとお話した際にも、新しい要素を入れていきたいとお話されていたので、一緒に挑戦させていただくような気持ちです」と語る。

 演じるお品について、「主人公の幼なじみであり、友達であり、付き人という役柄で、今の時代ではなかなかない設定なので難しいなと思っています。付き人としての能力をしっかり持ちつつ、倫子のことを誰よりも分かってあげられる良き理解者でもあり、困難が訪れても倫子と2人で乗り越えていく姿を丁寧に演じていけたらと思っています。倫子もお品も芯はしっかりと持っている強い人で、どちらかがくじけそうになっても、どちらかが必ず救い上げられる絆の強い2人だと思うので、2人のつながりの強さを見ている方にお届けできたらいいなと思っています」とコメント。

 視聴者に向けて、「今回の『大奥』は時代劇ではあるのですが、監督もおっしゃっていましたが時代劇ということにとらわれすぎずに挑戦したいなと思っています。話す言葉も現代の言葉に近いせりふになっていたりと、視聴者の皆さんにも伝わりやすい内容になっていると思うので、現代のドラマと同じように楽しんでいただけたらと思います。今までの『大奥』の世界観を大事にしつつも、新たな『大奥』をお届けできるよう頑張りますので、ぜひご覧いただけたらうれしいです」とメッセージを送った。

 「大奥」は、同局では2003年6月に連続ドラマ「大奥」を放送して以来、3本の連続ドラマ、6本の単発ドラマを放送。2006年12月には映画が公開され、2007年には舞台も上演された。新シリーズは連続ドラマとしては19年ぶり。

 ストーリーは、江戸時代中期、景気は悪化の一途をたどり、国民は質素、倹約、勤労の日々を強いられていた。人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびる。そんな中、倫子はのちの第10代将軍・徳川家治と政略結婚させられ、京から江戸城本丸にある大奥へ渡ると、そこには1000人近くにも及ぶ将軍に仕える女性たちがいた。たった一人の天下人の寵愛(ちょうあい)を受けるべく、今、女たちの熾烈(しれつ)な戦いを繰り広げる。その頃、江戸幕府を混乱に陥れようと、ある人物が陰謀を企てていた……と展開する。

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