ブギウギ1週間:第4週「ワテ、香川に行くで」 ストライキの責任を取って礼子と橘がUSKを去る 魂のラインダンス スズ子と六郎が香川へ

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第4週の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第4週の一場面 (C)NHK

 趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第4週「ワテ、香川に行くで」(第16~20回)が10月23~27日に放送された。同週の放送をSNSで盛り上がったコメントなどで振り返る。

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 「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲を歌った戦後の大スター・笠置シヅ子(1914~85年)が主人公のモデルとなる。激動の時代、ひたむきに歌と踊りに向き合い続けた歌手の波瀾(はらん)万丈の物語。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描く。

 ◇第16回 “橘”翼和希がピアニストの“股野”森永悠希の背中を押す「切ない」

 第16回は、会社との交渉が決裂した大和礼子(蒼井優さん)やスズ子(趣里さん)らは、山寺に立てこもりストライキを始めた。スズ子らは山寺でも、いつも通りけいこを続けた。記者たちは「桃色争議」を新聞で伝え、世論は劇団員たちに味方し始めていた。ある日、ツヤ(水川あさみさん)や梅吉(柳葉敏郎さん)ら、劇団員たちの親たちが山寺にやって来て……。

 ストライキに参加しなかった橘アオイ(翼和希さん)やピアニストの股野義夫(森永悠希さん)らは、劇場に詰めかけた客の対応に追われていた。その後、股野がけいこ場でピアノを弾いていると、そこに橘がやって来て、「礼子のこと好きなんやろ? その気持ちはええんか」と礼子に恋心を抱く股野の背中を押した。

 自身も礼子のことを思いながらも、股野に「余計なお世話」を焼く橘の姿に、SNSでは「切ないな」「橘先輩は股野さんを見てると自分を見てるみたいでイラっとするんだろうな」「股野さんに言うてること全て橘パイセンが自分自身に言い聞かせてるようなことかな」「橘さんを抱きしめてあげたい」などの声が上がった。

 ◇第17回 股野、“礼子”蒼井優に真っすぐな思いを告白「かっこよかった!」

 第17回は、山寺でのストライキが続く中で、礼子はスズ子に自分の過去の話をする。両親に反対されて、縁を切ってまでも踊りを続けられたのは、梅丸の社長の大熊(升毅さん)に拾ってもらったからだと言う。しかしその頃、大熊は梅丸少女歌劇団(USK)の処遇について大きな決断をしていた。そして、礼子に思いを寄せているピアニストの股野もまた大きな決断をし、山寺へ向かう。

 礼子と2人きりになった股野は、USKを辞めると決意したこと、もう一度夢だったオーケストラを目指すことを伝えた。そして、「僕は大和さんのことが好きです」と真っすぐな思いを告白。礼子は驚いたような表情を浮かべ、「今はそれどころじゃないので」と返し、「お互いどんな形になろうとこの道を続けていれば、いつかきっとまた会えるような気がします。だから、頑張ってほしいです。簡単にはくじけないでほしいです」とエールを送った。

 SNSでは、股野に対して「勇気ある告白に拍手」「ヘタレだと思っていたら言う時にはちゃんと言えるんだな。見直したよ」「ちょっとポンコツ感あるけど、かっこよかった!」「脈アリとしか思えない」など、さまざまな声が上がった。

 ◇第18回 礼子の置き土産となった魂のラインダンス「胸がいっぱいに」

 第18回は、山寺でのストライキは、団員たちの要求が全面的に受け入れられ、幕を閉じた。山を降り、いつも通りの練習を始めようとしたスズ子らだったが、その矢先、礼子と、橘が責任を取ってUSKをやめることになったと伝えられる。スズ子らはその決定に抗議をするものの覆らない。USKを去ったスズ子の同期の和希(片山友希さん)や新人たちが戻ってきたことで、スズ子らは前を向き、公演に向けてけいこに励み、礼子がUSKに残した思いを乗せて、「ラインダンス」を披露する。

 魂のパフォーマンスに、SNSでは「感動して涙でた」「鳥肌立ちっぱなし」「圧巻のラインダンス。胸がいっぱいになったよ……お見事でした」「大和さんと橘先輩がセンターで踊ってるところ見たかったよ」「悲しみを乗り越えたからこその団結のラインダンス、本当に素晴らしかったなあ」「これぞ大和・橘さんの残した財産!!」などと称賛の声が上がった。

 ◇第19回 本当の姉弟じゃない? “六郎”黒崎煌代の疑問に「妙に鋭いとこある」

 第19回は、桃色争議から1年。スズ子の母、ツヤの実家の香川から手紙が届く。スズ子に法事に出てほしいというのだが、ツヤと梅吉は、その内容に戸惑いを隠せない。一方、弟の六郎(黒崎煌代さん)は、近ごろある疑問を持っていた。スズ子と六郎が、実は本当の兄弟ではないのではないかというのだ。

 六郎は「その証拠にワイと姉やん全然顔似てないやろ」と訴え、「ワイの勘はよう当たるんや。易者のおっちゃん(なだぎ武さん)より当たるんや」と話した。この発言に、SNSでは「六郎、考えなしだけど何気に核心をついてる」「妙に鋭いとこあるんよな」「キーパーソンは、いつでも六郎」「姉弟じゃない説どうなんだろうね! 興味津々です」といったコメントが寄せられた。

 ◇第20回 “治郎丸”石倉三郎が酔って暴走? スズ子の出生の秘密明らかに「大惨事」

 スズ子と六郎は、梅吉とツヤの故郷、香川を訪れる。ツヤの実家では、祖母の大西トシ(三林京子さん)ら親戚たちから、梅吉とツヤの昔話を聞いたりするが、六郎はスズ子と自分が本当の兄弟かどうか香川で確かめようとしていた。翌日、スズ子と六郎たちは法事に出るために、治郎丸和一(石倉三郎さん)の家を訪れる。

 宴会の席で酔っ払った治郎丸は、スズ子に踊るよう要求。スズ子が踊りを披露すると、上機嫌になった治郎丸は「ワシも踊るぞー!」と席を立つ。トシたちが止めに入ると、治郎丸は「孫と踊って何が悪いんじゃ!」と言い放った。スズ子が「何を隠してるん!?」と問い詰めると、叔母のタカ(西村亜矢子さん)は「申し訳ない。この通りじゃ」と頭を下げ、「あんたはほんまはここの家の子じゃけん。菊三郎さんの子じゃけん」と告げた。

 酔っ払った治郎丸がバラすという思わぬ形で、スズ子の出生の秘密が明らかになり、SNSでは「まさか石倉三郎さんが全部バラしちゃうとは思いませんでした」「何気に大惨事じゃないか!」「つらい。切ない。カオスな宴会」「あんな知らされ方、鈴子かわいそうだ」といった声が上がった。

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