映画興行成績:アンコール上映の「ONE PIECE FILM RED」が1年ぶり首位 興収198.7億円突破 「ザ・クリエイター/創造者」など新作3本

「ONE PIECE FILM RED」のビジュアル(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
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「ONE PIECE FILM RED」のビジュアル(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

 10月23日に発表された20~22日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、2022年8月に公開され大ヒットし、約1カ月限定のアンコール上映が始まった劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督)が首位を獲得した。同作が首位を獲得するのは、2022年11月以来、約1年ぶり。週末3日間で、約12万2000人を動員し、興行収入は約1億5900万円を記録。累計では、動員が1440万人、興行収入が198億7100万円を突破した。

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 初登場作品では、人類とAIの戦争が激化する近未来を描いた「ザ・クリエイター/創造者」(ギャレス・エドワーズ監督)が3位にランクイン。10月20日の公開初日から3日間で動員が約10万3000人、興行収入が約1億6400万円を記録した。4位には、真保裕一さんの同名小説を実写化した「おまえの罪を自白しろ」(水田伸生監督)が登場した。公開初日から3日間で動員が約8万5000人、興行収入が約1億1900万円を記録した。ほかにも、マーティン・スコセッシ監督がレオナルド・ディカプリオさん、ロバート・デ・ニーロさんらを迎え、石油発掘をめぐる先住民続連続殺人事件の実話を映画化した「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」が6位にランクインした。

 既存作品では、前週まで5週連続首位をキープしていた「ミステリと言う勿(なか)れ」(松山博昭監督)が2位となり、週末3日間で動員が約10万8000人、興行収入が約1億5000万円記録。累計では、動員298万人、興行収入40億円を突破した。10位の劇場版アニメ「映画プリキュアオールスターズF」(田中裕太監督)は、累計で動員が108万人、興行収入が13億円を突破し、32作品ある同シリーズの中で、動員・興収共にナンバーワンとなった。

 8位には、2022年9月に公開され人気を博した「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ」(永岡智佳監督)が、「マジLOVEライブ上映」(発声OK)とドルビーシネマ版上映をスタートさせ、再登場した。

 1位 ONE PIECE FILM RED
 2位 ミステリと言う勿れ
 3位 ザ・クリエイター/創造者
 4位 おまえの罪を自白しろ
 5位 アナログ
 6位 キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
 7位 ゆとりですがなにか インターナショナル
 8位 劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ
 9位 沈黙の艦隊
 10位 映画プリキュアオールスターズF

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