鈴木おさむ:来年3月末で放送作家&脚本家引退 SMAP解散が理由の一つに 今後は「若者たちを応援することが出来たら」

鈴木おさむさん
1 / 1
鈴木おさむさん

 放送作家の鈴木おさむさんが10月12日、自身のインスタグラムを更新し、2024年3月31日をもって放送作家と脚本家を引退することを発表した。

ウナギノボリ

 鈴木さんは「僕は1992年2月から放送作家と言うお仕事を始めさせていただき、今年で32年。放送作家に加えて、脚本業もさせていただいてきましたが。来年2024年3月31日で32年やってきた放送作家業を辞めることにしました。脚本業も辞めます」と報告。今年の春頃に「辞める」と決意したことも明かした。

 理由については、自身の人生を振り返りながら「ある時、自分の人生を俯瞰(ふかん)で見た時に、40代後半から、おもしろく生きられてないなと思ってしまいました。ありがたいことに、今もたくさんのお仕事をいただき、作り手としては、やり甲斐のあるお仕事ばかりです。ですが、ここ数年、作り手の前に人として、振り切って生きれていないなと言う思いがずっとあり」と説明。

 さらに「SMAPが解散してから、自分の中で120%の力が、入りにくくなってしまったというのもあります。常に入っていた120%の力が入らない時も出てきてしまった」と吐露。鈴木さんは、2016年12月に終了したバラエティー番組「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)など、同月に解散した人気グループ「SMAP」の番組を複数手がけていた。

 今後については「来年春からは、若者たちを応援することが出来たらと思っております。現在51歳。今だったらまだ間に合う。まだ形になってはないですが、それをこれから本気でやってみたいと思っています」と意欲を見せている。

 妻でお笑いトリオ「森三中」の大島美幸さんも「『いいじゃん』と全力で言ってくれました。まさに親方、ドーンと構えています」と理解してくれたという。

 最後に、「でも、まだ半年あります。レギュラー番組は全力でやらせていただきます。新しいことにもこの半年で挑戦します。そして3月31日まで脚本・台本は書き続けます。120%、全力で放送作家をやりきります」と締めくくっている。

芸能 最新記事